100年以上の歴史を誇るニューヨークの老舗アイウェアブランド「モスコット(MOSCOT)」。ジョニー・デップをはじめ、多くのセレブリティが愛用していることで知られていますが、一方で「モスコットはダサい」という声が聞かれることもあります。憧れのブランドなのに、なぜそのようなネガティブな評価が出てしまうのでしょうか。
この記事では、モスコットがダサいと言われる理由を深掘りし、失敗しない選び方やおしゃれに見せるコツを詳しく解説します。これから購入を検討している方はもちろん、すでに持っているけれど上手くかけこなせないと感じている方も、ぜひ参考にしてください。自分にぴったりの一本を選ぶためのポイントをしっかりお伝えします。
モスコットが「ダサい」と検索されてしまう理由とは?

世界中で愛されているモスコットですが、インターネット上で「ダサい」というキーワードと一緒に検索されるのには、いくつかの明確な理由があります。それは製品そのものの質の問題ではなく、主に「見え方」や「選び方」に起因するものがほとんどです。
流行しすぎて街中で被ることが多い
モスコット、特に代表モデルである「レムトッシュ」は、現在メガネのトレンドとなっているボスリントン(ボストンとウェリントンの中間)スタイルの象徴的な存在です。そのため、ファッション感度の高い層から一般の方まで、非常に多くの人が着用しています。
あまりにも人気が出すぎると、天邪鬼な心理から「みんなと同じで個性がなく、ダサい」と感じてしまう人が一定数現れます。特に都市部では同じモデルをかけている人と遭遇する確率が高く、量産型のファッションに見えてしまうことが、マイナスなイメージにつながっているようです。
しかし、これは裏を返せば「誰がかけてもそれなりに似合う完成されたデザイン」である証拠でもあります。流行に左右されすぎず、定番としての価値をどう捉えるかが、ダサいと感じるかどうかの分かれ道になると言えるでしょう。
自分の顔型に合っていないモデルを選んでいる
モスコットのフレームは、アメリカンヴィンテージをベースにしているため、全体的に肉厚で存在感が強いのが特徴です。そのため、自分の顔の形やパーツの配置を無視して選んでしまうと、メガネだけが浮いてしまい、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。
例えば、顔が非常に小さい方が極太のフレームを選んだり、逆に顔の幅が広い方が小さすぎるサイズを選んだりすると、バランスが崩れて「無理をしている感」が出てしまいます。これが「メガネに着られている」状態となり、結果としてダサいという評価に繋がります。
ブランドの名前に惹かれて試着せずに購入したり、憧れの有名人と同じモデルをそのまま選んだりすることは危険です。自分の顔の特徴を理解し、客観的に似合っているかどうかを判断することが、おしゃれにかけるための第一歩です。
「流行りに乗っているだけ」に見える背景
ファッションにおいて、特定のアイテムが爆発的にヒットすると、どうしても「ミーハー」な印象がついて回ります。モスコットもその例外ではなく、ブランドの歴史や背景を知らずに「有名人が使っているから」という理由だけで選んでいるように見られることがあります。
特に、コーディネート全体がチグハグなのに、メガネだけが高級なモスコットだと、アイテムの持つポテンシャルを引き出せていないように見えてしまいます。服の系統とメガネの雰囲気が合っていないと、周囲からは「流行に乗せられているだけの人」と映ってしまうのです。
モスコットは本来、クラシックで無骨なニューヨークのスタイルを体現するブランドです。その世界観を理解し、自分のスタイルの一部として馴染ませることができれば、決してダサいと思われることはありません。
サイズ感が合わずメガネが歩いているように見える
モスコットの主力モデルであるレムトッシュには、44、46、49、52といった複数のサイズ展開があります。このサイズ選びを間違えることが、ダサいと言われる最大の要因の一つです。大きすぎると子供っぽく、小さすぎると顔が大きく見えてしまいます。
特に、最近のトレンドである「オーバーサイズ」を意識しすぎて大きめを選んでしまうと、鼻筋や目の位置とのバランスが崩れ、コミカルな印象を与えてしまうことがあります。メガネの存在感が強すぎて、顔の印象が完全に消えてしまう「メガネが歩いている」状態です。
適切なサイズは、黒目がレンズのほぼ中央、あるいはわずかに内側に位置する状態です。この基本を無視してサイズを選んでしまうと、どんなに高価で良いフレームであっても、客観的には「似合っていない=ダサい」と判定されてしまうのです。
一番人気のレムトッシュを失敗せずに選ぶポイント

モスコットを語る上で外せないのが、不動の人気を誇る「レムトッシュ(LEMTOSH)」です。このモデルをいかに自分らしく、かっこよくかけこなすかが、脱・ダサいへの近道となります。サイズ選びや仕様の変更など、細かいポイントに注目してみましょう。
サイズ選びは「46」を基準に試着する
レムトッシュには複数のサイズがありますが、日本人の成人男性において最も汎用性が高いと言われているのが「46サイズ」です。まずはこの46サイズを基準にして、自分の顔に対して大きいか小さいかを判断するのが最も効率的な選び方です。
顔が小ぶりな方や、タイトでクラシックな印象を強調したい場合は「44サイズ」が適しています。逆に、顔幅が広い方や、カジュアルでゆったりした雰囲気を演出したい場合は「49サイズ」を選ぶのが正解です。52サイズはかなり大きいため、サングラスとしての利用が一般的です。
数字だけではイメージしにくいですが、たった数ミリの差が顔の印象を劇的に変えます。必ず鏡の前で正面だけでなく、横顔のバランスも確認することをおすすめします。迷ったときは、ショップの店員さんに客観的なアドバイスを求めるのが一番確実です。
鼻パッドの仕様を日本人に合わせて調整する
モスコットのオリジナルモデルは、欧米人の高い鼻に合わせて設計されているため、日本人がそのままかけると鼻からずり落ちたり、まつ毛がレンズに当たったりすることがあります。この「かけ心地の悪さ」が、表情を曇らせ、ダサく見える原因になります。
そこでおすすめなのが「クリングス(鼻パッドの足)」付きのモデルを選ぶ、あるいは加工することです。金属の足がついたタイプであれば、鼻の高さや幅に合わせて細かく調整ができるため、フィット感が格段に向上し、見た目のバランスも整います。
最近では、日本限定モデルとして最初からクリングスが装備されているレムトッシュも販売されています。鼻筋に自信がない方や、長時間快適に着用したい方は、迷わずこちらのタイプを選びましょう。安定したポジションで固定されることで、知的な印象を与えることができます。
フレームカラーで肌馴染みを考慮する
レムトッシュといえば定番の「ブラック(BLACK)」が人気ですが、実は黒はコントラストが強く、顔立ちによってはメガネだけが浮いて見えてしまうことがあります。これが「ダサい」と感じる原因の一つである「メガネの悪目立ち」に繋がります。
肌馴染みの良さを重視するなら「トータス(鼈甲色)」や「デミ」といったブラウン系のカラーがおすすめです。柔らかい印象になり、カジュアルな服装とも相性が良くなります。また、最近ではクリア系の「フ flesh(フレッシュ)」やグレー系も人気で、都会的で洗練された雰囲気を演出できます。
自分のパーソナルカラーや、普段よく着る服の色味に合わせてフレームカラーを選ぶことが大切です。黒髪の方は黒いフレームが馴染みやすいですが、少し抜け感を出したい場合は、焦げ茶色や透明感のある色を選ぶことで、一気におしゃれ度が増します。
【レムトッシュのサイズ選びの目安】
44サイズ:小顔の方、クラシックを極めたい方、女性にも人気
46サイズ:最も標準的。迷ったらまずはこれをチェック
49サイズ:顔幅がある方、少しゆったりかけたい方向け
モスコットをオシャレに格上げするコーディネート術

メガネ単体でおしゃれに見せるのは限界があります。モスコットの魅力を最大限に引き出すためには、服装やヘアスタイルとのトータルコーディネートが欠かせません。どのような工夫をすれば、ダサいイメージを払拭し、洗練された印象を与えられるのでしょうか。
カジュアルスタイルは「清潔感」を意識する
モスコットは武骨なアメカジスタイルと非常に相性が良いですが、あまりにラフすぎる格好に合わせると、単に「野暮ったい人」に見えてしまうリスクがあります。例えば、ヨレヨレのTシャツにダメージジーンズ、そこに存在感のあるレムトッシュを合わせると、清潔感が欠けてしまいます。
カジュアルに合わせる時こそ、シャツの襟元を整えたり、上質なニットを選んだりと、大人っぽさを意識することが重要です。無地でシンプルなアイテムを組み合わせることで、メガネのデザインが引き立ち、洗練された「こだわりを持っている人」という印象を与えることができます。
また、足元に革靴を持ってくるなど、どこかにフォーマルな要素をプラスすると、モスコットのクラシックな雰囲気がより一層際立ちます。引き算の美学を意識して、メガネを主役にしたシンプルなスタイリングを心がけてみてください。
ビジネスシーンでは「誠実さ」を演出する
モスコットはプライベートだけでなく、ビジネスシーンでも活用できる優秀なアイテムです。特にスーツやジャケットスタイルに合わせると、独特の存在感が知性と自信を感じさせてくれます。ただし、ここではフレームの太さが重要になります。
あまりに極太のフレームだと、クリエイティブ職なら良いですが、保守的な職場では少し遊びが過ぎると捉えられるかもしれません。ビジネスで使うなら、少し細身のデザインを選ぶか、あるいは暗めの落ち着いたカラーを選ぶのが無難でかっこいい選択です。
また、レンズの汚れやフレームの指紋は厳禁です。ビジネスの場でメガネが汚れていると、それだけで「自己管理ができていない=ダサい」と思われてしまいます。常に清潔な状態を保ち、ピシッとしたスーツに合わせることで、モスコットは強力な武器になります。
カラーレンズをカスタマイズして個性を出す
周りと被るのが嫌だ、個性を出したいという方に最もおすすめなのが、カラーレンズへのカスタマイズです。モスコットはサングラスとしても非常に優秀で、淡い色のレンズを入れることで一気にこなれ感が出て、ダサい印象から遠ざかります。
ブルーやグレー、ライトブラウンなどの濃度15%〜25%程度のレンズを入れると、室内でも違和感なく着用でき、目元に奥行きが生まれます。ジョニー・デップが愛用しているレムトッシュも、しばしば薄いブルーのレンズが入っており、それが彼のアイコン的なスタイルになっています。
カラーレンズにすることで、単なる視力矯正器具としてのメガネから「ファッションアイテム」としての格が上がります。フレームの色とレンズの色を自分好みに組み合わせれば、世界に一つだけのモスコットが完成し、被りを気にする必要もなくなります。
髪型とのバランスで小顔効果を狙う
メガネと髪型は切っても切れない関係にあります。モスコットのようなボリュームのあるメガネをかける場合、髪型が重すぎると顔全体が暗い印象になってしまいます。特におでこを隠す重めの前髪は、メガネのフレームと喧嘩してしまいがちです。
おすすめは、前髪を上げたり、サイドをすっきりさせたりするスタイルです。おでこを出すことで顔の余白が生まれ、メガネの存在感が程よく中和されます。また、短髪のベリーショートやアップバングに合わせると、モスコットの持つ知的なワイルドさが強調されます。
女性の場合は、髪を後ろでまとめたり、耳にかけたりするだけでも印象がガラリと変わります。髪型によって顔の輪郭の見え方が変わるため、メガネを試着する際も、普段の髪型やセットした状態で行うことが、失敗を防ぐポイントとなります。
レムトッシュ以外の選択肢!隠れた名作モデルたち

「レムトッシュはみんな持っているから避けたい」という方は、ぜひ他のモデルに目を向けてみてください。モスコットには、レムトッシュに負けず劣らず魅力的なモデルが多数存在します。これらを選ぶことで、ダサいと言われる「被り」を回避し、自分だけのスタイルを確立できます。
丸メガネの決定版「ミルゼン(MILTZEN)」
レムトッシュと並ぶ人気を誇るのが、ボストン型の「ミルゼン」です。レムトッシュよりも丸みが強く、柔和でアーティスティックな印象を与えます。アンディ・ウォーホルが愛用していたことでも知られており、クラシックメガネの王道とも言えるデザインです。
ミルゼンの魅力は、その絶妙なレンズシェイプにあります。真ん丸すぎない楕円形は、日本人の顔立ちにも馴染みやすく、優しげな雰囲気を作ってくれます。少し個性的なメガネを探しているけれど、奇抜すぎるのは嫌だという方にぴったりのモデルです。
こちらもサイズ展開が豊富なので、自分の顔の大きさに合わせて最適なものを選べます。太めのフレームながらも、丸みがあることで威圧感を与えず、女性が少し大きめにかけこなすのも非常にチャーミングでおしゃれに見えます。
無骨で男らしい「ダーベン(DAHVEN)」
最近、おしゃれな人の間で急速に支持を集めているのが「ダーベン」というモデルです。レムトッシュよりもさらに太く、角ばったスクエア寄りのデザインが特徴です。非常に存在感があり、かけるだけで顔の印象を強く印象づけることができます。
このモデルは、ヴィンテージ感がより強く、昨今の8mm厚フレームのトレンドにもマッチしています。シンプルながらもエッジの効いたデザインは、ストリートファッションやモードな装いとも相性が抜群です。人とは違う、一歩先を行くスタイルを求めるなら、ダーベンは外せません。
かなりボリュームがあるため、最初は勇気がいるかもしれませんが、一度かけてみるとその重厚感の虜になる人も多いです。しっかりとした顔立ちの方や、メガネをファッションの主役にしたいという男性に特におすすめしたい一品です。
知的なメタルフレーム「ゼヴ(ZEV)」
プラスチックフレームのイメージが強いモスコットですが、実はメタルフレームの名作も存在します。その代表格が「ゼヴ」です。1960年代にイギリスで支給されていた公共医療サービスのメガネがデザインベースになっており、非常に上品で知的な雰囲気を纏っています。
細身のメタルフレームに、リム(レンズの周り)をセルで巻いた「セル巻き」タイプが人気で、レトロモダンな印象を与えます。プラスチックフレームほど主張が強くないため、ビジネスシーンでの活用はもちろん、優等生的な清潔感を演出したい時に最適です。
「モスコットは重たくてダサい」と思っている方にこそ、一度試していただきたいモデルです。軽やかなかけ心地と、細部にまでこだわった彫金やデザインは、老舗ブランドならではのクオリティを感じさせてくれます。
クラシックの王道「アーサー(ARTHUR)」
レムトッシュのデザインは好きだけれど、もう少しスリムに、スマートにかけたいという方におすすめなのが「アーサー」です。レムトッシュをベースに、フレームを細身にシェイプアップしたようなデザインで、より現代的な解釈が加えられています。
フレームが細い分、顔馴染みが非常に良く、メガネ初心者の方でも違和感なく取り入れやすいのが特徴です。また、重量も軽くなるため、長時間の着用でも疲れにくいという実用的なメリットもあります。オンオフ問わず使える万能な一本を探している方に適しています。
「いかにもモスコットをかけています」という主張を抑えつつ、そのエッセンスだけをスマートに楽しむ。そんな大人な選び方ができるのがアーサーの良さです。さりげないおしゃれを追求したい方にこそ、選んでほしいモデルと言えます。
本物を見極める!偽物を掴まされないための知識

モスコットは非常に人気があるため、残念ながら市場には多くの偽物(コピー品)が出回っています。安価な偽物を「本物だと思って」かけている姿は、知っている人が見れば一目でわかり、それこそ「ダサい」の極致となってしまいます。正規品を手に入れるための注意点を確認しましょう。
正規代理店で購入するのが鉄則
最も確実なのは、モスコットの公式サイトに掲載されている正規取扱店や、直営店で購入することです。大手セレクトショップや、信頼できる老舗の眼鏡店であれば、間違いなく本物を手にすることができます。
極端に安い価格で販売されているネットショップや、フリマアプリでの「並行輸入品」という説明には十分に注意してください。モスコットは基本的に大幅な値引きが行われるブランドではありません。定価よりも数千円、数万円安いものは、偽物である可能性が極めて高いと考えましょう。
正規品には必ずブランド専用のケースやクロス、ギャランティカード(保証書)が付属します。これらが揃っていない場合や、作りが粗い場合は注意が必要です。安物買いの銭失いにならないよう、信頼できるルートでの購入を強く推奨します。
刻印やリベットの細部をチェックする
本物のモスコットは、職人の手によって丁寧に仕上げられています。特にテンプル(つる)の内側にある刻印は、文字がくっきりと美しく刻まれています。偽物は文字のフォントが違っていたり、印字が掠れていたりすることが多いです。
また、フロントとサイドにあるダイヤモンド型の飾り鋲(リベット)にも注目してください。本物はフレームにしっかりと埋め込まれ、表面が滑らかに整えられていますが、偽物は浮いていたり、左右で位置がずれていたりすることがあります。
蝶番(ヒンジ)のネジの形状や、折り畳んだ時のスムーズさなど、細かな質感にも差が出ます。一度本物の質感を店舗で確かめておくと、違和感に気づきやすくなります。細部へのこだわりこそがモスコットの価値であることを忘れないでください。
付属品のクオリティを確認する
モスコットには、印象的なニューヨークの風景が描かれた外箱や、専用のメガネケース、ロゴ入りのメガネ拭き、そしてオリジナルのトートバッグなどが付属することが一般的です(時期やモデルにより異なります)。これらの付属品の質も、本物を見極める材料になります。
偽物の場合、ケースの素材が安っぽかったり、プリントの色が薄かったりすることがあります。また、トートバッグの生地が異常に薄い、縫製がボロボロであるといったケースも報告されています。付属品まで含めて一つの「ブランド体験」として作り込まれているのが本物の特徴です。
「箱なし」「ケースなし」で出品されている中古品は、偽物の証拠を隠している可能性もあります。完璧な状態で揃っていることは、そのメガネが大切に扱われ、正当なルートで流通したものであるという信頼の証です。
| チェック項目 | 本物の特徴 | 偽物の特徴(例) |
|---|---|---|
| 価格 | 定価販売が基本(4万〜5万円台) | 1万円〜2万円などの異常な安値 |
| 刻印 | 鮮明で深く、フォントが整っている | 浅い、掠れている、フォントが微妙に違う |
| リベット | 表面が滑らかで丁寧に埋め込まれている | 浮いている、形がいびつ、接着剤がはみ出ている |
| 付属品 | 高品質なケース、カード、バッグが揃う | 付属品がない、または素材が明らかに安っぽい |
モスコットをダサいと思わせないためのメンテナンス

どれほど高価でデザインの良いメガネでも、メンテナンスを怠っていては台無しです。汚れや傷、フレームの歪みは、清潔感を損なう最大の要因です。モスコットを長く、おしゃれに使い続けるための日々のケアについて解説します。
メガネを拭くときは、必ず専用のメガネ拭き(マイクロファイバー)を使用しましょう。ティッシュや服の裾で拭くと、目に見えない微細な傷がレンズやフレームにつき、輝きが失われてしまいます。汚れがひどい時は、薄めた中性洗剤で優しく洗い、水分をしっかり拭き取ることが大切です。
定期的なフィッティングで形を整える
メガネは毎日使っているうちに、着脱時の負荷や熱によって少しずつ歪んでいきます。テンプルが広がったり、左右の高さがズレたりした状態でかけ続けていると、顔の中心からメガネがズレてしまい、だらしない印象=ダサい印象を与えてしまいます。
3ヶ月から半年に一度は、購入した店舗や信頼できるメガネ店でフィッティング(調整)をしてもらいましょう。鼻パッドの当たり具合や、耳にかかる部分の角度を微調整するだけで、かけ心地が見違えるほど良くなり、見た目もシャープに整います。
また、ネジの緩みも放置してはいけません。パカパカと緩んだテンプルは、不意にメガネがずれる原因になり、所作まで美しくなくなってしまいます。プロの手による定期的な「点検」を受けることが、モスコットをかっこよく保つ秘訣です。
フレームの艶出し(ポリッシュ)を検討する
モスコットのようなアセテート(プラスチック)フレームは、長年使用していると汗や整髪料、紫外線などの影響で表面が酸化し、白く曇ったりツヤがなくなったりすることがあります。これを放置すると、一気に古臭く「使い古されたダサいメガネ」に見えてしまいます。
自宅でできるケアとしては、使用後に柔らかい布で皮脂を拭き取ることですが、それでもツヤが失われた場合は、眼鏡店での「再研磨(バフ研磨)」が有効です。専門の機械で表面を薄く削り、磨き上げることで、新品のような美しい光沢を取り戻すことができます。
モスコットは一生モノと言われるほど丈夫な作りをしています。適切に磨き直すことで、経年変化を楽しみつつ、常に清潔感のある状態をキープできます。お気に入りの一本だからこそ、エステに通わせるような感覚でメンテナンスを楽しんでください。
レンズの傷やコート剥がれに注意する
フレームだけでなく、レンズの状態も見た目に大きく影響します。レンズに細かな傷がたくさん入っていたり、反射防止のコートが剥がれてムラになっていたりすると、光が乱反射して目元が汚く見えてしまいます。これは本人からは気づきにくいため、特に注意が必要です。
レンズは消耗品と割り切り、傷が目立ってきたら交換を検討しましょう。レンズを新しくするだけで視界がクリアになるのはもちろん、外から見た時の「瞳の輝き」も復活します。特にモスコットのような存在感のあるフレームは、レンズの透明感が重要です。
また、レンズの度数が合わなくなって、目を細めて見たり、首を傾けたりする癖がついてしまうのも、せっかくのおしゃれを台無しにします。視力検査も兼ねて、定期的にレンズのコンディションをチェックする習慣をつけましょう。
まとめ:モスコットはダサくない!自分にぴったりの一本を見つけよう
モスコットが「ダサい」と言われる理由の多くは、ブランドそのものの魅力が足りないからではなく、サイズ選びのミスや、周囲との被り、そして適切なメンテナンスの欠如にありました。100年以上にわたって愛され続けてきたそのデザインには、普遍的な美しさと力強さが宿っています。
自分に似合うサイズを見極め、鼻パッドの調整やカラーレンズのカスタマイズなどで自分らしさをプラスすれば、モスコットはあなたの個性を引き立てる最強のパートナーになってくれます。流行に流されるのではなく、その歴史とクラフトマンシップを理解し、自分のスタイルとして馴染ませることが大切です。
「レムトッシュ」はもちろん、他にも「ミルゼン」や「ダーベン」といった素晴らしいモデルが揃っています。ぜひ店頭でたくさんのモデルを試着し、自分の顔立ちやファッションに馴染む運命の一本を探してみてください。適切にケアされたモスコットを身につければ、ダサいと言われるどころか、きっと周囲から「センスが良いね」と声をかけられるはずです。



