世界中で愛されているレイバンのサングラスですが、実際に使ってみると「鼻からズレ落ちてくる」「こめかみが痛い」「まつ毛がレンズに当たる」といった悩みを抱える方は少なくありません。せっかく手に入れた憧れのサングラスも、自分の顔の形にフィットしていなければ、本来の性能やデザインを楽しむことができません。そこで気になるのが、レイバンのサングラスをどこで調整してもらえるのかという点です。
この記事では、レイバンサングラスの調整をどこで依頼すべきか、持ち込み可能な店舗の探し方や料金の相場、さらには調整を依頼する際の注意点までを詳しく解説します。特に通販や並行輸入品で購入した方は、調整場所に困ることが多いため、ぜひ参考にしてください。プロのフィッティングを受けることで、レイバンの掛け心地は劇的に改善されます。
レイバンサングラスの調整はどこで頼める?主な依頼先を紹介

レイバンのサングラスに違和感があるとき、真っ先に検討すべきなのはプロの眼鏡士がいるお店です。レイバンは非常に人気のあるブランドであるため、多くの眼鏡店で取り扱われていますが、どこでも同じように対応してもらえるわけではありません。まずは、調整を依頼できる主な場所について見ていきましょう。
レイバンの直営店や正規取扱店
最も確実に調整してもらえる場所は、レイバンの直営店(Ray-Ban Store)や、正規の代理店契約を結んでいる眼鏡店です。これらのお店はレイバンの構造を熟知しており、専用のパーツや工具も揃っているため、安心して任せることができます。特に直営店で購入したものであれば、保証期間内は無料で調整してくれるケースがほとんどです。
正規取扱店の場合、そのお店で購入した履歴があれば、基本的にいつでも無料でフィッティングを行ってくれます。レイバン特有のフレームの硬さや、ガラスレンズの重さを考慮した微調整は、やはりブランドに精通したスタッフに頼むのが一番の近道と言えるでしょう。お近くに店舗がある場合は、まず購入店へ相談してみることをおすすめします。
ただし、正規店であっても「他店で購入した持ち込み品」については、対応が分かれることがあります。トラブルを避けるために、他店購入品を依頼する場合は、事前にお店に電話をして「持ち込みのレイバンを調整してもらえるか」を確認しておくとスムーズです。多くの場合、有料であれば引き受けてくれることが多いですが、繁忙期などは断られる可能性もゼロではありません。
全国展開している大手メガネチェーン店
「近くにレイバンの直営店がない」「ネットで買ったので購入店に行けない」という場合に頼りになるのが、全国展開している大手メガネチェーン店です。多くのお店では、他店で購入したフレームの持ち込み調整も受け付けています。特に眼鏡市場、パリミキ、愛眼といった老舗のチェーン店は、技術力の高いスタッフが多く在籍しています。
これらのチェーン店では、レイバンの定番モデルである「ウェイファーラー」や「アビエーター」などの構造を理解しているスタッフが多いため、安心して依頼できます。ただし、調整料金として500円〜2,000円程度の費用が発生することが一般的です。また、店舗のポリシーによっては、持ち込み品の破損リスクを考慮して、特定のモデルや素材の調整を断るケースもあります。
最近では、格安系のチェーン店(JINSやZoffなど)でも持ち込み調整を行っている場合がありますが、自社ブランド以外の調整には慎重な店舗も多いです。格安店は自社製品の調整に特化した研修を受けていることが多いため、レイバンのような海外ブランドの複雑な調整については、やはり技術経験の豊富な総合眼鏡店に依頼するのが無難かもしれません。
百貨店やショッピングモールのメガネ売り場
意外な穴場なのが、百貨店や大型ショッピングモール内に入っているメガネ専門店です。百貨店のメガネ売り場は、高価格帯のブランドを多く扱っているため、レイバンのような有名ブランドの取り扱いにも慣れています。接客が丁寧で、個人の顔の形に合わせた細かなフィッティングを得意とするスタッフが多いのが特徴です。
ショッピングモールに入っているテナント店も、買い物ついでに立ち寄れるため非常に便利です。こちらも持ち込み調整を受け付けていることが多いですが、百貨店同様に料金設定はやや高めになることがあります。それでも、じっくりと時間をかけて自分の顔にフィットさせてくれるため、掛け心地にこだわりたい方には適した選択肢と言えます。
百貨店のメガネ売り場を訪れる際は、できれば平日などの比較的空いている時間を狙うのがおすすめです。フィッティングは数ミリ単位の微調整を繰り返す作業ですので、スタッフに余裕がある時間帯の方が、より精度の高い調整を期待できます。また、店舗によっては調整だけでなく、クリーニングやネジの締め直しも一緒に行ってくれるサービスもあります。
持ち込みOK!他店購入のレイバンを調整してくれるお店の探し方

ネット通販やフリマアプリで購入したレイバンのサングラスは、届いた状態では自分の顔に合っていないことがよくあります。そうした「持ち込み品」を快く受け入れてくれるお店をどうやって探せばよいのか、具体的なポイントを解説します。多くの方が「断られるのが怖い」と感じていますが、コツを掴めればすぐに見つかります。
「他店購入品歓迎」を掲げている店舗をチェック
一部のメガネチェーン店では、公式ホームページなどで「他店で購入されたメガネの調整も承ります」と明記しています。例えば、眼鏡市場などは他店購入品の調整に対しても非常に寛容な姿勢をとっていることで知られています。こうした「歓迎」の姿勢を示しているお店であれば、遠慮することなくレイバンを持ち込むことができます。
検索エンジンで「地名 メガネ 調整 持ち込み」といったキーワードで検索すると、地域密着型の眼鏡店や、対応可能なチェーン店の情報が出てきます。個人経営の眼鏡店の中には、職人気質の店主が非常に高い技術で調整してくれるところもあり、一度見つけておくと長く付き合える「かかりつけのメガネ店」になるかもしれません。
ただし、明記されている場合でも「フレームの素材や状態によってはお断りする場合があります」という一文が添えられていることがほとんどです。特に経年劣化したプラスチックフレームなどは、調整中に折れるリスクが高いため、実物を見てからの判断になります。まずは快く相談に乗ってくれそうな雰囲気のお店を探すことが第一歩です。
電話で事前に「レイバン」であることを伝えて確認する
お店に直接行く前に、一本電話を入れるだけで二度手間を防ぐことができます。その際、単に「サングラスの調整をお願いしたい」と言うだけでなく、「レイバンの持ち込み調整は可能ですか?」とはっきりとブランド名を伝えるのがポイントです。レイバンは独特の形状や重さがあるため、店舗によっては特定のモデルのみ受け付けていない場合があるからです。
電話での確認事項としては、「調整料金はいくらかかるか」「もし破損した場合の保証はどうなるか」「作業時間はどのくらいか」の3点を聴いておくと安心です。多くの店舗では「破損時の補償はできないこと」を前提に引き受けてくれますが、事前に説明を受けておくことで、お互いに納得した上で依頼を進めることができます。
また、電話の対応が丁寧なお店は、実際の作業も丁寧である可能性が高いです。逆に、電話の時点でぶっきらぼうな対応をされるお店は、大切なレイバンを預ける場所としては避けた方が良いかもしれません。フィッティングはコミュニケーションを伴う作業ですので、信頼できると感じたお店を選ぶことが、満足のいく仕上がりにつながります。
レイバン認定のスペシャリストが在籍する店舗を探す
レイバンには、ブランド独自の研修を受けた「レイバン認定スペシャリスト」という資格制度が存在します。この認定スペシャリストが在籍している店舗は、レイバンの製品知識はもちろん、フィッティング技術に関しても高い水準を持っています。公式サイトから認定店を検索することができるため、より専門的な調整を求めるならこちらを利用しましょう。
認定店であれば、レイバン特有の部品の交換や、特殊なモデルの調整にも対応してくれる可能性が高いです。例えば、鼻パッドが一体型のモデルを、クッション性のあるパーツに交換するといった、高度な加工(鼻盛りなど)の相談に乗ってくれるお店もあります。こうした専門店は、レイバンの世界観を理解しているため、デザイン性を損なわない範囲でのベストな調整を提案してくれます。
認定店であっても持ち込み品については料金が発生することが一般的ですが、その分、納得のいくまで調整を繰り返してくれる安心感があります。「何度調整しても鼻が痛くなる」「どうしてもズレてしまう」といった深い悩みを持っている方は、多少遠くてもこうした認定店や専門店を頼るのが最も確実な解決策となります。
地域の老舗眼鏡店や眼鏡作製技能士がいるお店
チェーン店以外で注目したいのが、国家検定資格である「眼鏡作製技能士」が在籍しているお店です。2022年に新設されたこの資格は、メガネの作製だけでなくフィッティングに関しても高度な知識と技術があることを証明するものです。資格を持っている店員さんは、顔の骨格や筋肉の動きまで考慮した調整を行ってくれるため、抜群のフィット感を得られます。
街の古い眼鏡店には、こうしたベテランの技術者が隠れていることがよくあります。彼らは何十年も様々な種類のフレームを扱ってきた経験があるため、レイバンのように少し扱いが難しいフレームでも、絶妙な加減で曲げたり広げたりしてくれます。一見入りにくい雰囲気があっても、勇気を出して相談してみると「プロの技」を体験できることがあります。
こうした個人店では、調整料金が明確に決まっていないこともありますが、500円〜1,000円程度、あるいは「次も当店で買ってくれればいいよ」と無料でやってくれることもあります。技術を大切にするお店にお願いすることで、サングラスそのものの寿命を延ばすアドバイスをもらえることもあるでしょう。地元の口コミサイトなどで評判を調べてみるのも良い方法です。
プロに任せるべき理由!自分でレイバンを調整する際のリスク

インターネット上には「自分でできるメガネの調整方法」といった動画や記事が多く出回っています。しかし、レイバンのサングラスに関しては、安易に自分で行うことはおすすめできません。なぜ素人の調整が危険なのか、その理由を知ることで、プロに依頼する価値がより明確になるはずです。
フレームが破損・白濁するリスク
レイバンの多くのモデルに使われているプラスチック素材(アセテートやプロピオネート)は、熱を加えることで形を変えられます。逆に言えば、常温のまま無理に曲げようとすると、パキッと折れてしまう危険性が非常に高いのです。プロは専用の「ヒーター」で均一に温めながら慎重に作業しますが、家庭でドライヤーなどを使って真似をすると、熱しすぎて表面が白く変色(白濁)したり、溶けたりすることがあります。
特に使い込んだ古いフレームの場合、素材から水分が抜けて脆くなっています。見た目では分からなくても、少し力を入れただけで修復不可能なダメージを与えてしまうことがあります。修理代の方が高くついたり、最悪の場合は二度と使えなくなったりすることを考えれば、数百円の調整料金を払ってプロに任せる方が遥かに経済的です。
また、レイバンのメタルフレーム(アビエーターなど)も、一度変な癖がついてしまうと、元の綺麗なラインに戻すのは非常に困難です。左右のバランスが崩れたまま使用すると、視界が歪んで見えたり、頭痛や肩こりの原因になったりすることもあります。フレームを守るためだけでなく、自分の体の健康を守るためにも、道具が揃っているプロの手に委ねましょう。
レンズが割れたり傷ついたりするリスク
レイバンの大きな特徴の一つに、高品質な「ガラスレンズ」があります。ガラスレンズはプラスチックレンズに比べて傷に強く透明度が高いですが、その一方で「衝撃に弱く、重い」という特性を持っています。フレームを無理に広げたり歪ませたりすると、その圧力がレンズにかかり、レンズの端が欠けたり、最悪の場合は中心から粉々に割れてしまうことがあります。
調整中にレンズに指が触れ、表面のコーティングを傷つけてしまうリスクもあります。プロの眼鏡店では、調整時にはレンズを保護したり、必要に応じて一度レンズを外してからフレームを成形したりします。こうした「レンズに負担をかけない技術」は、経験を積んだプロならではのものです。ガラスレンズの交換は非常に高額ですので、無理な自力調整は禁物です。
さらに、レイバンのサングラスには度付きレンズを入れている方もいるでしょう。度付きの場合、レンズの焦点位置が数ミリずれるだけで見え方が大きく変わってしまいます。素人がフィッティングを行うと、自分では真っ直ぐにしたつもりでも、光学的な位置関係が崩れて目が疲れやすくなることがあります。見え方の質を保つためにも、専門的なチェックが不可欠です。
最適なフィッティングには専用の工具が必要
メガネの調整には、鼻パッドを動かすための「ヤットコ」と呼ばれる専用のプライヤーや、テンプル(つる)の角度を変えるための道具など、多くの専用工具が使われます。これらはフレームに傷をつけないよう、先端に保護材がついていたり、特殊な形状をしていたりします。家庭にあるペンチや指の力だけで同じような調整を行うのは物理的に無理があります。
プロの調整では、まず左右の耳の高さの違い、鼻の高さ、こめかみの幅などを細かく計測します。その上で、どこに一番重みがかかっているかを見極め、一点に負担が集中しないように重さを分散させます。この「黄金比」とも言える調整は、長年の経験と正確な工具があって初めて実現するものです。
たとえば、「鼻に跡がつくから鼻パッドを広げる」という単純な調整だけでは解決しないこともあります。実は耳の後ろの曲げ方が甘いために、サングラスが前に滑り落ち、結果として鼻に負担がかかっている場合があるからです。こうした根本的な原因の特定と解決は、知識のない素人には難しい作業と言わざるを得ません。
レイバンのフィッティング調整にかかる料金と時間の目安

実際に眼鏡店へ持ち込む際、どのくらいの費用と時間がかかるのかを知っておくと安心です。料金体系はお店によって様々ですが、一般的な相場感を把握しておくことで、スムーズに依頼できるようになります。ここでは目安となる数字をまとめました。
【レイバン持ち込み調整の一般的な費用目安】
・購入店での調整:無料(保証期間内など)
・他店持ち込み(大手チェーン):550円 〜 1,650円
・鼻パッド交換:550円 〜 1,100円(パーツ代込み)
・ネジ締めや洗浄のみ:無料で行ってくれる店舗も多い
・高度な加工(鼻盛りなど):3,000円 〜 5,000円程度
調整料金の相場と支払いのタイミング
持ち込み調整の料金は、多くの店舗で「ワンコイン(500円)から2,000円程度」に設定されています。これはあくまで技術料(フィッティング料)としての金額です。もしネジを紛失していて新しいネジを入れる場合や、鼻パッドを新品に交換する場合は、別途パーツ代が数百円加算されることがあります。支払いは作業完了後に行うのが一般的です。
また、店舗によっては調整自体を無料で行ってくれることもあります。しかし、これはあくまで「サービス」の一環ですので、調整が完了したら感謝の気持ちを伝えるとともに、もし可能ならクリーニング液などの小物類を購入するのも一つのマナーかもしれません。逆に、他店購入品については一律で料金を定めているお店の方が、気兼ねなく依頼できるというメリットもあります。
特殊な加工を伴う場合は、前払いになることもあります。例えば、鼻が低い日本人のために鼻パッドの土台を高くする「鼻盛り加工」などは、専用の接着剤やパーツを使用するため、数日間の預かり作業となり、料金も数千円単位になります。見積もりを最初に出してくれるお店を選べば、予算オーバーになる心配はありません。
作業にかかる時間の目安
通常のフィッティング調整であれば、作業時間は15分から30分程度で終わることがほとんどです。お店に到着してから、今の悩みを伝え、実際にスタッフがフレームを温めて形を変え、再度掛け心地を確認するというサイクルを数回繰り返します。納得のいくまで調整してもらう時間は、これくらい見ておくのが妥当です。
ただし、週末や祝日などお店が混雑している場合は、待ち時間が発生します。受付を済ませてから自分の番が来るまで30分以上待つこともあるため、時間に余裕を持って行くのが賢明です。また、レイバンの特定のモデルで使用されている「ガラスレンズ」の洗浄や、超音波洗浄機による細部のクリーニングも含めると、トータルで1時間弱かかることもあります。
「預かり修理」になる場合は、数日から1週間ほどかかることもあります。これはパーツを取り寄せる必要がある場合や、高度な技術を要する成形が必要な場合です。すぐにでもサングラスを使いたいという方は、まずその場でできる範囲の調整をお願いし、根本的な解決に時間がかかる場合はスケジュールを相談するようにしましょう。
必要な持ち物と準備しておくこと
お店に持っていくのは、サングラス本体だけで良い場合が多いですが、もしあれば「購入時のレシート」や「保証書」を持参しましょう。保証期間内であれば、調整やパーツ交換が無料になる可能性があるからです。また、レイバン専用のケースに入れて持ち運ぶことで、移動中にさらなる歪みや傷が発生するのを防ぐことができます。
調整に行く当日は、「普段よく使っているシーン」を意識した格好で行くのがベストです。例えば、スポーツ時に使うのであれば、その時に近い状態(帽子を被るなら帽子を持参するなど)でフィッティングを受けると、より実用的な調整が可能です。また、コンタクトレンズを使用しているのか、度なしのまま使うのかもスタッフに伝えておくと、目とレンズの距離感の調整に役立ちます。
また、自分がどのような不快感を感じているのかを言語化しておくと、スタッフに伝わりやすくなります。「鼻が痛い」「左側だけ下がる」「歩くと揺れる」といった具体的な不満点をメモしておくと、短時間で的確な調整が受けられます。プロは顧客の声をヒントに最適な形を見つけ出すため、情報の共有が成功のカギを握ります。
レイバンのモデル別・調整のポイントと注意点

レイバンには多種多様なモデルがありますが、モデルによって調整できる範囲や難易度が大きく異なります。自分が持っているレイバンがどのタイプに当てはまるかを確認し、調整の限界を知っておくことも大切です。ここでは代表的なモデルごとの特徴をまとめました。
ウェイファーラー(Wayfarer)などのセルフレーム
レイバンの代名詞とも言えるウェイファーラーは、重厚なプラスチックフレームが特徴です。このモデルで多い悩みは、「レンズの下部が頬に当たる」「重みでズレる」という点です。ウェイファーラーはもともと欧米人の骨格に合わせて設計されており、フロント部分の傾斜角(前傾角)が非常に深い(急である)ため、日本人には合いにくい面があります。
この傾斜角の調整は非常に難しく、無理に角度を変えようとするとヒンジ(蝶番)部分に大きな負担がかかります。プロでも大幅な変更は避けることが多いため、フィッティングでは「耳の後ろの曲げ」を強めることで、サングラスを顔に引き寄せ、ズレを防ぐアプローチをとります。また、鼻パッドが低い場合は、シリコン製のシールを貼るなどの応急処置も効果的です。
最近では、日本人向けに改良された「フルフィットモデル(アジアンフィット)」も販売されています。もし調整を繰り返しても合わない場合は、元々の設計が自分の骨格と大きく乖離している可能性があります。その場合は、プロに相談して鼻盛りのカスタマイズを検討するか、次回購入時にフルフィットモデルを選ぶのが賢明です。
アビエーター(Aviator)などのメタルフレーム
「トップガン」などでもおなじみのアビエーターは、非常に細いメタルフレームです。このタイプはプラスチックフレームに比べて調整の自由度が高く、鼻パッドのアーム(クリングス)を動かすことで、鼻への当たり具合や高さを細かく変えることができます。そのため、フィッティングによる改善が最も期待できるモデルと言えます。
一方で、フレームが細いため、衝撃や圧力で簡単に形が崩れてしまうという弱点もあります。カバンの中にそのまま入れたり、お辞儀をした拍子に落としたりすると、すぐに左右のテンプルが広がってしまいます。メタルフレームの調整は、一見簡単そうに見えて「左右対称」を保つのが非常に難しいため、やはり専門の工具を持つプロに任せるべきです。
アビエーターのガラスレンズは見た目以上に重いため、鼻パッドにかかる負荷が大きくなりがちです。純正のハードプラスチック製のパッドで痛みを感じる場合は、調整の際により柔らかいシリコン製のパッドに交換してもらうのも一つの手です。見た目のクラシックさを損なわず、快適性を大幅に向上させることができます。
クラブマスター(Clubmaster)などのコンビネーション
プラスチックとメタルを組み合わせたクラブマスターは、非常にデリケートなモデルです。上部のプラスチック部分(ブローライン)と下部のメタルパーツがネジで固定されているため、調整できる箇所が多い反面、バランスを崩すと全体の剛性が低下してしまいます。調整には両方の素材の知識が必要となります。
クラブマスターの場合、テンプルの幅を広げたり狭めたりする際に、プラスチック部分に亀裂が入らないよう注意が必要です。また、鼻パッドもしっかりとしたアームがついているため、まつ毛が当たらないように高さを出す調整が可能です。デザイン的に非常に洗練されているモデルなので、歪んだまま使っていると非常に目立ちます。定期的な点検を受けるのがおすすめです。
このモデルは、顔の幅に合わせてテンプルの「開き」を調整するのがポイントになります。きつすぎるとこめかみが圧迫されて頭痛の原因になり、ゆるすぎると前屈みになった時に落下してしまいます。プラスチック部分の加熱とメタルの曲げ加工を同時に行う必要があるため、技術力の高い店舗を選ぶことが、お気に入りの一着を長く愛用する秘訣です。
レイバンの型番の見分け方:テンプルの内側に「RB」から始まる数字が刻印されています。これがモデル番号です。調整を依頼する際、この番号を伝えるとお店側もスムーズに準備ができます。
レイバンサングラスを快適に使い続けるためのセルフケア

プロに調整してもらったベストな状態を長く保つためには、日頃の扱い方も重要です。ちょっとした習慣で、再調整の頻度を減らし、大切なレイバンを長持ちさせることができます。今日からできる簡単なケア方法をご紹介します。
正しい掛け外しを心がける
最も基本的でありながら多くの人がやってしまいがちなのが、片手でサングラスを外す行為です。片方のテンプルだけを引っ張って外すと、反対側のヒンジに過度な力がかかり、フレームがどんどん広がってしまいます。これが原因で「買った時はぴったりだったのに、いつの間にかゆるくなった」という現象が起きます。
サングラスを掛け外しする際は、必ず「両手でテンプルを持って、真っ直ぐ」動かすようにしましょう。この習慣をつけるだけで、左右のバランスの崩れを大幅に防ぐことができます。また、使わない時は頭の上に乗せる(カチューシャ代わりにする)のも、フレームを広げる原因になるため避けたほうが無難です。
特に夏場などは、汗や皮脂で滑りやすくなっているため、つい乱暴に扱ってしまいがちです。両手での操作を習慣化することは、フレームを守るだけでなく、レンズに指紋がつくのを防ぐことにもつながります。小さな積み重ねが、数年後のフレームの状態に大きな差を生みます。
熱と湿気を避けて保管する
レイバンのフレーム、特にプラスチック製(アセテート)のものは熱に非常に弱いです。真夏の車内はダッシュボードの上でなくても非常に高温になります。車内に放置しておくと、フレームが熱で歪んでしまい、せっかくプロが調整した形が台無しになるばかりか、レンズのコーティングが熱で剥離(クラック)してしまう原因にもなります。
また、お風呂やサウナに持ち込むのも厳禁です。急激な温度変化は素材に大きなストレスを与えます。保管する際は、直射日光の当たらない涼しい場所を選びましょう。湿気が多い場所に放置すると、金属部分のサビや、プラスチック表面の変質を招くことがあるため、長期間使わない場合は乾燥した場所で保管するのが理想的です。
外出先で外した際も、テーブルの上に放置せず、すぐにハードケースに入れる習慣をつけましょう。ケースに入れることで、不意に重いものが乗ったり、落下したりする際の衝撃から守ってくれます。レイバンの純正ケースはデザイン性も高いため、ぜひ活用してください。
こまめなクリーニングとネジの確認
サングラスには日々、皮脂や汗、埃が付着します。これらを放置すると、鼻パッドの変色や金属の腐食、ネジの固着につながります。使用後は、メガネ専用のクロスで優しく拭き取りましょう。汚れがひどい場合は、中性洗剤(ハンドソープはアルカリ性のものが多いため避ける)を薄めた水で丸洗いし、水気をしっかり拭き取ると綺麗になります。
また、使っているうちに振動や開閉の動作でネジが少しずつ緩んでくることがあります。テンプルがパタパタと軽すぎるようになったら、ネジが緩んでいるサインです。自分ですぐに締め直すのも良いですが、力を入れすぎるとネジ山を潰してしまうため、違和感を感じたら眼鏡店へ持っていき、点検と洗浄をお願いするのが一番です。
レイバンサングラスの調整はどこでできるかまとめ
レイバンのサングラスを快適に使い続けるためには、自分の顔に合わせた適切なフィッティングが不可欠です。レイバンサングラスの調整をどこですべきか迷ったら、まずは購入店へ、それが難しい場合は全国展開している大手メガネチェーン店(眼鏡市場、パリミキなど)や、レイバン認定のスペシャリストがいるお店を探してみましょう。
多くの眼鏡店では、他店で購入した持ち込み品であっても、500円〜2,000円程度の料金で丁寧に調整してくれます。自分で無理に曲げようとして大切なフレームを破損させてしまうリスクを考えれば、プロに依頼するのは非常に賢い選択です。特にガラスレンズを採用しているモデルや、ウェイファーラーのような厚みのあるセルフレームは、専門的な技術と工具を要するため、素人の手出しは禁物です。
調整にかかる時間は通常15分〜30分程度と短いため、お買い物ついでに立ち寄ることができます。しっかりとフィッティングされたレイバンは、驚くほど軽く感じられ、長時間の使用でも疲れにくくなります。憧れのレイバンを最高の状態で楽しむために、ぜひお近くの信頼できる眼鏡店で「自分だけのフィット感」を手に入れてください。



