メガネを新しく手に入れたものの、いざ着けてみると「耳の後ろが痛い」「鼻からすぐにずり落ちてしまう」といった悩みを抱える方は少なくありません。特に最近はインターネット通販でメガネを購入する機会も増えており、手元に届いた後の調整をどこで行うべきか迷ってしまうケースも多いでしょう。
そこで気になるのが、他店で購入したメガネのフィッティングを店舗に持ち込んだ際、無料で対応してもらえるのか、あるいは料金が発生するのかという点です。お店によって対応は様々ですが、あらかじめルールを知っておくことでスムーズに依頼ができるようになります。
この記事では、メガネの持ち込みフィッティングに関する料金の目安や、無料で引き受けてくれるお店の特徴、さらには依頼する際の注意点までをわかりやすく解説します。あなたの大切なメガネを最適な状態に整え、毎日を快適に過ごすためのヒントとしてぜひ役立ててください。
メガネフィッティングの持ち込みが無料になるケースと料金相場

メガネのフィッティングを他店に依頼する場合、基本的には有料となるケースが多いですが、条件によっては無料で対応してもらえることもあります。まずはどのような場合に無料になり、有料の場合はいくらくらいかかるのか、その全体像を把握しておきましょう。
購入店舗なら基本的には何度でも無料
そのメガネを実際に購入した店舗であれば、フィッティングは基本的に期間の制限なく無料で対応してくれるのが一般的です。メガネは使っているうちにネジが緩んだり、フレームが少しずつ広がったりして掛け心地が変わってしまう消耗品のような側面があるため、多くのお店がアフターサービスとして無料調整を掲げています。
購入時のレシートや保証書を持参するのが確実ですが、フレームに刻印されているロゴや品番から自社製品だと判断できれば、快く引き受けてくれるでしょう。定期的に購入店へ足を運ぶことは、メガネの寿命を延ばすことにもつながります。お出かけのついでに「少し緩んできたかな」と感じたら、遠慮せずに相談してみるのがおすすめです。
他店購入品を持ち込む場合の調整料金の目安
他店で購入したメガネ、いわゆる「持ち込み品」の調整を依頼する場合、技術料として料金が発生することがあります。料金の相場は店舗によって異なりますが、一般的には550円から2,200円程度(税込)に設定されていることが多いようです。地域密着型の個人店や高級路線の眼鏡店では、より細かな調整を行うために高めの設定にしている場合もあります。
また、調整だけでなくクリーニングやネジの交換が含まれているかどうかも確認ポイントです。最近では、大手チェーン店が「他店品でも一律◯円」と明示しているケースが増えており、以前よりも持ち込み調整のハードルは下がっています。ただし、一部の店舗では「持ち込み品は一切受け付けない」という方針をとっていることもあるため、事前に電話などで確認しておくと安心です。
フィッティングを無料で引き受けてくれる大手チェーン店
一部の大手メガネチェーン店では、自社製品でなくてもフィッティングを無料で行っている場合があります。例えば「JINS(ジンズ)」や「Zoff(ゾフ)」などは、基本的に他店購入品の調整も無料で受け付けてくれることが多いことで知られています。これは、まずは店舗に来てもらうことで、将来的な顧客になってもらうためのサービスの一環という意味合いが強いようです。
ただし、これらのお店でも「破損のリスクがある素材」や「特殊な構造」のフレームについては、無料・有料に関わらず断られる可能性があります。また、混雑状況によっては待ち時間が発生することもあるため、時間に余裕を持って訪問しましょう。無料で対応してもらった際でも、丁寧にお礼を伝え、必要であればクリーニング用品などの小物を購入するといった心遣いがあると、お店側との良好な関係が築けます。
フィッティングにかかる作業時間の目安
メガネのフィッティングにかかる時間は、調整の度合いにもよりますが、通常は10分から20分程度です。耳にかかる部分(テンプル)の曲げ具合を調整したり、鼻パッドの角度を左右対称に整えたりする作業は、プロの手にかかればスムーズに進みます。ただし、フレームを温めて加工する必要があるプラスチックフレームの場合は、冷却の時間も含めて少し長めに時間がかかることもあります。
また、店舗が混雑している土日祝日の午後は、受付までに30分以上待つこともあるでしょう。もし急いでいる場合は、平日の午前中や夕方以降など、比較的空いている時間帯を狙うのが賢明です。作業自体は短時間であっても、一人ひとりの顔の形に合わせて微調整を繰り返す繊細な作業であることを理解しておきましょう。
【持ち込み調整の料金比較表(目安)】
| 店舗タイプ | 料金相場 | 主な対応内容 |
|---|---|---|
| 購入した店舗 | 無料 | 全体のバランス調整・ネジ締め |
| 大手チェーン(他店品) | 0円 〜 1,100円 | 基本的なフィッティング |
| 一般的な眼鏡店(他店品) | 550円 〜 2,200円 | 技術料込みの精密調整 |
| 百貨店内の眼鏡店 | 1,100円 〜 3,300円 | 丁寧なカウンセリングと調整 |
持ち込みのメガネ調整を依頼する際の流れとマナー

他店で購入したメガネを店舗に持ち込む際は、スムーズに作業を進めてもらうための手順やマナーがあります。お店側も「預かったメガネを壊してはいけない」という緊張感を持って作業しているため、お互いに気持ちよくやり取りできるよう心がけましょう。
調整を依頼する前に確認しておくべきこと
まず、手持ちのメガネが調整可能な状態かどうかをセルフチェックしましょう。フレームにひび割れが入っていたり、素材が著しく劣化して白っぽくなっていたりする場合、調整中にポッキリと折れてしまう危険性が高くなります。このような状態のメガネは、プロであっても調整を断らざるを得ないことがあります。
また、そのメガネの素材が何であるか(チタン、プラスチック、セルロイドなど)を把握しておくと、店員さんに伝える際にスムーズです。ブランド名がわかる場合は、それも伝えると良いでしょう。さらに、通販で購入したものであれば、購入時の説明書や保証規定に「他店での調整が可能か」という記載がないか確認しておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。
受付からフィッティング完了までの手順
お店に入ったら、まずはカウンターで「他店で購入したメガネなのですが、掛け心地の調整をお願いできますか?」と正直に伝えましょう。ここで料金の有無や、万が一破損した場合の免責事項(保証はできない旨の同意)について説明があるはずです。内容に納得したら、調整作業に入ってもらいます。
店員さんはあなたの顔に合わせて、メガネが水平になっているか、耳の位置は合っているかなどを確認します。一度調整したものを実際に掛けてみて、「まだ少し下がる感じがする」「右の耳だけ痛い」といった感想を伝えます。納得がいくまでこの工程を2〜3回繰り返すのが一般的な流れです。最後にネジの緩みがないかを確認してもらい、問題なければ返却となります。
店員さんに伝えるべき具体的な違和感
「なんとなく掛け心地が悪い」という伝え方だけでは、店員さんもどこを直すべきか判断に困ってしまいます。できるだけ「どこが」「どのように」気になるのかを具体的に伝えましょう。例えば、「下を向いた時に鼻から1センチくらいズレ落ちてしまう」「右側のつるがこめかみに食い込んで痛い」「レンズがまつ毛に当たって汚れる」といった具合です。
具体的であればあるほど、店員さんはどのパーツをどう曲げるべきかを正確に判断できます。また、普段メガネをどのようなシーンで使うかも重要な情報です。「デスクワークでずっと下を向いていることが多い」のか、「スポーツなどで激しく動くときに使う」のかによって、最適な締め付け具合は変わってきます。遠慮せずに自分のライフスタイルを伝えることが、最高の掛け心地への近道です。
他店で購入したメガネのフィッティングを断られる理由

せっかくお店に足を運んでも、残念ながら調整を断られてしまうケースがあります。お店側が決して意地悪をしているわけではなく、そこには「お客様の大切なメガネを壊さないため」という切実な理由があるのです。代表的な理由を知っておきましょう。
フレームの素材や劣化による破損リスク
メガネのフレーム素材には、調整しやすいものとそうでないものがあります。例えば、最近流行している安価な「TR-90」や「ウルテム」といった軽量樹脂素材は、形状記憶性が高いため、一度成形されると熱を加えても形を変えるのが非常に困難です。無理に曲げようとすると、パチンと折れてしまうため、これらは微調整ができないフレームとして扱われることがあります。
また、長年愛用しているプラスチックフレーム(アセテートやセルロイド)は、経年変化で素材の中の水分が抜け、硬く脆くなっています。こうした「寿命」を迎えているフレームは、少し力を加えただけでひびが入ってしまうため、調整を断られる主要な原因となります。見た目には綺麗でも、素材の寿命をプロの目で見極めているのです。
特殊な構造や海外ブランドのメガネ
海外ブランドのメガネ、特に欧米向けのデザインのものは、日本人の顔型(鼻が低めで幅が広い)に合わない設計になっていることが多いです。こうしたフレームは、一般的なフィッティングの範囲を超えた大規模な加工(鼻盛りなど)が必要になることがあり、通常の店頭サービスでは対応できない場合があります。
また、ネジを使わない特殊なヒンジ構造を持つメガネや、極端に細いワイヤーフレームなどは、そのブランド専用の特殊な工具がなければ調整できません。工具が揃っていないお店では、無理に作業して傷をつけるリスクを避けるために、お断りすることがあります。ハイブランドや個性派デザインのメガネは、可能な限り購入店かそのブランドの取扱店に相談するのがベストです。
調整用の専用工具が揃っていない場合
一見同じように見えるメガネでも、使われているネジの形状やパーツの固定方法が独自のものである場合があります。特に安価な雑貨店で販売されているメガネや、海外の特殊なサイトで購入したものは、日本の一般的な眼鏡店で使われているドライバーやペンチ(ヤットコ)が適合しないことがあります。
適合しない道具で無理に回すと、ネジ山を潰してしまったり、フレームに傷をつけたりする恐れがあります。お店側としては、お客様の大切な持ち物を傷つけるわけにはいきません。「専用の工具がないため、適切な対応ができません」と言われた場合は、それ以上無理を言わず、別の解決策(購入元への問い合わせなど)を探しましょう。これはお店側の誠実な対応のひとつでもあります。
処方箋や保証期間の問題
フィッティングそのものではなく、レンズの度数調整を伴う場合に起こりやすい問題です。他店で購入したばかりのメガネで「見え方がおかしい」という理由で持ち込んだ場合、フィッティングだけでは解決しないことがあります。レンズの度数選定ミスや加工ミスの可能性がある場合、他店が手を出してしまうと元の販売店の保証が受けられなくなる危険性があります。
そのため、「まずは購入したお店で度数チェックを受けてください」と案内されることが一般的です。特に遠近両用レンズなどの高度なレンズは、フィッティングと度数のバランスが非常にデリケートです。他店が安易に手を出して「見えにくくなった」と言われるトラブルを避けるためにも、購入直後の不調については、まず購入店に相談するのが業界のルールとなっています。
「他店品お断り」と明示しているお店は、過去に持ち込み品の調整中に破損トラブルを経験し、悲しい思いをされたケースが多いようです。技術力不足というよりも、リスク管理としての判断ですので、そのお店のポリシーを尊重しましょう。
自分でメガネのフィッティング(セルフ調整)を行うリスク

お店に行くのが面倒だからといって、自分でペンチを使ったり、手で曲げたりして調整しようとするのは非常に危険です。「少し曲げるだけだから大丈夫」という安易な考えが、取り返しのつかない事態を招くことがあります。
フレームが折れたり歪んだりする危険性
メガネの調整には、特定の箇所に適切な力を加える技術が必要です。素人が手で力任せに曲げようとすると、力が一点に集中してしまい、フレームがポッキリと折れてしまうことがよくあります。特にプラスチックフレームは、専用のヒーターで均一に温めないと柔軟性が出ないため、冷えた状態で曲げるのは自殺行為と言っても過言ではありません。
また、左右のバランスを整えるつもりが、逆にねじれを生んでしまい、修復不可能なほど歪んでしまうこともあります。一度歪んでしまった金属フレームを元の綺麗な形に戻すのは、プロでも至難の業です。自分で行った調整の失敗は、メーカー保証の対象外となることがほとんどですので、結果として修理代が高くつくことになります。
レンズのコーティングが剥がれる恐れ
フレームを曲げる際にレンズを装着したまま作業をすると、フレームからの圧迫によってレンズに強いストレスがかかります。これにより、レンズの表面に施されている反射防止コーティングや傷防止コーティングに「クラック(ひび割れ)」が入ってしまうことがあります。このクラックは一度入ると直すことができず、視界が白っぽくなって非常に不快です。
さらに、フレームを温める際にドライヤーなどを使う人もいますが、メガネレンズは熱に非常に弱いです。高温にさらされるとレンズが膨張し、コーティングとの膨張率の差で、これまたコーティングが剥がれる原因となります。プロはレンズへの影響を最小限に抑えつつフレームだけを調整するノウハウを持っていますが、セルフ調整ではレンズを台無しにするリスクが常に付きまといます。
鼻パッドの調整で失敗するパターン
鼻パッドの足(クリングス)は細い金属でできているため、指で簡単に動かせそうに見えます。しかし、ここを何度も微調整しようと曲げ伸ばしを繰り返すと、金属疲労を起こして根元からポロリと取れてしまいます。鼻パッドの足が折れると、多くの場合ロー付け(溶接)修理が必要になり、数千円の費用と数週間の納期がかかります。
また、鼻パッドの角度が左右でバラバラになると、メガネの焦点がずれてしまい、頭痛や眼精疲労の原因にもなります。鼻に当たる感覚だけでなく、光学的な「正しい位置」をキープしなければ、メガネとしての機能を果たせません。顔の中心に来るパーツだからこそ、ミリ単位の調整が可能なプロの道具と技術に頼るべきなのです。
【自分で調整してはいけない理由まとめ】
1. 素材の特性を知らずに曲げると、一瞬で折れる可能性がある。
2. 加熱不足や過熱により、フレームやレンズのコーティングが死んでしまう。
3. 左右のバランスが崩れ、かえって見え方や掛け心地が悪化する。
4. 失敗しても自己責任となり、メーカーの無償修理も受けられなくなる。
メガネのフィッティングが重要な理由と最適な頻度

フィッティングは単に「痛くないようにする」だけではありません。メガネが持つ本来の性能を引き出し、あなたの目を守るために欠かせないプロセスです。なぜこれほどまでに重要なのか、そしてどのくらいの頻度で受けるべきなのかを深掘りします。
正しい見え方を維持するためのフィッティング
メガネのレンズには「アイポイント(光学中心)」という、最もよく見える中心点があります。フィッティングがずれてメガネが下がってしまうと、このアイポイントとあなたの瞳の位置が一致しなくなります。すると、レンズの周辺部で物を見ることになり、視界が歪んだり、度数が合っていないように感じたりすることがあります。
特に乱視が強い方や遠近両用レンズをお使いの方は、わずか数ミリのズレが大きな違和感に直結します。どんなに高価で高性能なレンズを作っても、フィッティングがデタラメであればその価値は半減してしまいます。プロのフィッティングは、レンズの性能を100%発揮させるための「最後の仕上げ」なのです。
耳の痛みや鼻の跡を防ぐ快適な装着感
一日中メガネを掛けている人にとって、装着感は生活の質に直結します。耳の後ろが痛くなる原因の多くは、テンプルの曲げ位置が耳の付け根と合っていないことにあります。また、鼻に深い跡がついてしまうのは、メガネの重さが一点に集中している証拠です。これらは適切なフィッティングによって、重さを顔全体に「分散」させることで解消できます。
「メガネは重いものだから我慢するしかない」と思っている方も多いですが、プロの手に掛かれば、まるでメガネを掛けていないかのような軽やかな感覚になることもあります。痛みを放置すると、そこから炎症を起こしたり、慢性的な頭痛に発展したりすることもあるため、我慢せずに早めに調整を依頼しましょう。
フィッティングを受けるおすすめのタイミング
メガネの掛け心地は、時間の経過とともに少しずつ変化していきます。明確な不具合がなくても、3ヶ月から半年に一度は定期点検を兼ねてフィッティングを受けるのが理想的です。特に夏場は汗によってプラスチックがわずかに膨張したり、ネジが緩みやすくなったりするため、季節の変わり目にチェックする習慣をつけると良いでしょう。
また、以下のようなサインがあれば、期間に関わらずすぐに調整へ行きましょう。
- 下を向くとメガネがズレるようになった。
- 片方の耳だけが痛む。
- メガネが顔に対して斜めに傾いている。
- ケースから出し入れする際に、つるの開閉が重い、または軽すぎると感じる。
こうした小さな違和感を見逃さないことが、メガネを長く快適に使うコツです。
ネジの緩みやクリーニングも同時に行おう
フィッティングのために店舗を訪れた際は、ぜひ一緒に「ネジの点検」と「超音波洗浄」もお願いしましょう。フィッティングを無料で行っている店舗の多くは、これらのメンテナンスもセットで快く引き受けてくれます。ネジは毎日開閉することで少しずつ緩んでいき、放っておくとある日突然ネジが脱落してレンズが落ちてしまうこともあります。
また、超音波洗浄機を使えば、家庭での水洗いでは落ちない隙間の皮脂汚れや埃を綺麗に除去できます。汚れが溜まると金属部分のサビ(緑青)やプラスチックの変色を早める原因となります。フィッティングで形を整え、洗浄で清潔さを取り戻すことで、メガネは新品のような輝きを取り戻します。これも眼鏡店へ足を運ぶ大きなメリットのひとつです。
持ち込みでも安心なメガネフィッティング店の選び方

どのお店に持ち込むか迷ったら、いくつかのポイントをチェックして選んでみましょう。高い技術力と丁寧なサービスを兼ね備えたお店を見つけることで、今後長く付き合える「マイ眼鏡店」が見つかるかもしれません。
認定眼鏡士など専門知識のあるスタッフの有無
メガネの調整には、顔の解剖学的な知識や、光学的な深い理解が必要です。その一つの指標となるのが「眼鏡作製技能士(旧:認定眼鏡士)」という国家資格の有無です。店舗の入り口やウェブサイトに、この資格を持つスタッフが在籍していることが記されていれば、他店品の持ち込みであっても安心して任せることができます。
資格保持者は、難しい調整や特殊なフレームへの対処法も熟知しています。「他店で断られてしまったけれど、どうしてもこのメガネを使いたい」という切実な悩みがある場合は、こうした専門家がいるプロショップを訪ねてみる価値があります。技術に裏打ちされた調整は、その場しのぎではない、長続きする掛け心地を提供してくれます。
アフターサービスが充実している店舗の特徴
他店品の持ち込み調整を快く引き受けてくれるお店は、自社製品のアフターサービスも充実している傾向にあります。店内に「調整・クリーニングお気軽に」といったPOPが掲示されているお店や、スタッフが明るく声を掛けてくれるお店は、ホスピタリティが高く、持ち込み客に対しても誠実に対応してくれます。
反対に、販売に特化しすぎていてメンテナンスのコーナーが手狭だったり、スタッフが忙しそうで話しかけにくかったりするお店は、持ち込み調整をお願いしても十分な時間を割いてもらえないかもしれません。お店の雰囲気や清潔感、スタッフ同士のコミュニケーションの様子などを外から観察してみるのも、良いお店選びのポイントになります。
口コミや評判で調整技術をチェックする
現代ではGoogleマップの口コミなどを通じて、そのお店の評判を簡単に知ることができます。「他店で購入したメガネだったのに、嫌な顔一つせず直してくれた」「長年の悩みが数分の調整で解決した」といった具体的なエピソードが含まれる口コミが多いお店は信頼できます。特にフィッティング技術に関する良い評判は、そのお店の技術力を示す何よりの証拠です。
ただし、口コミはあくまで個人の主観であることを忘れずに。極端に悪い評価がついている場合は、その背景を確認することも大切です。例えば「持ち込みを断られた」という不満があっても、それは先に述べたようにフレームの状態が原因であることも多いからです。全体的な評価の傾向を見つつ、技術的に誠実そうな対応をしているお店を選びましょう。
自分のお気に入りのブランドを取り扱っているお店であれば、そのブランド特有のクセや調整のコツを熟知しているため、他店購入品であっても最高の結果が期待できます。
メガネフィッティング持ち込み無料の有無と注意点まとめ
メガネのフィッティングを他店に持ち込む場合、無料で対応してくれるお店と、500円〜2,000円程度の料金がかかるお店の2パターンがあります。JINSやZoffといった大手チェーン店では無料の場合が多いですが、技術料を支払うことでより精密な調整を行ってくれる個人店やプロショップも存在します。大切なのは、料金の有無だけでなく、確かな技術で調整してもらえるかどうかという点です。
持ち込みを依頼する際は、フレームの劣化や破損のリスクがあることを理解し、店員さんに具体的な違和感を伝えることが重要です。無理なセルフ調整は避け、プロの道具と技術を頼ることで、メガネの寿命を延ばし、正しい視界を確保できます。定期的なメンテナンスを習慣にして、ストレスのない快適なメガネライフを楽しんでください。



