メガネの調整を他店のものでもZoff(ゾフ)で受けてくれる?料金や注意点を解説

メガネの調整を他店のものでもZoff(ゾフ)で受けてくれる?料金や注意点を解説
メガネの調整を他店のものでもZoff(ゾフ)で受けてくれる?料金や注意点を解説
レンズ・修理・お手入れ

メガネを使っていて、「最近フレームが緩んできた」「耳の後ろが痛い」と感じることはありませんか。そんなとき、駅ビルやショッピングモールでよく見かけるZoff(ゾフ)に持ち込んで、サッと調整してもらえたら非常に便利ですよね。しかし、他店で購入したメガネを快く調整してもらえるのか、不安に思う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、メガネの調整を他店のものでもZoffで対応してもらえるのかという疑問を中心に、実際の対応状況や料金、断られるケースについて詳しく解説します。また、調整が必要なサインや自分でできるチェック方法、他店フレームを持ち込む際のリスクについても触れていきます。快適な視生活を取り戻すための参考にしてください。

メガネの調整は他店のものでもZoffで可能?基本ルールと料金

結論から申し上げますと、Zoffでは他店で購入したメガネのフレーム調整を原則として受け付けていません。Zoffの公式サイトや店頭での案内でも、自社製品のアフターサービスを優先する姿勢が明確に示されています。これは単に意地悪をしているわけではなく、眼鏡店としての保証やリスク管理上の理由が大きく関わっています。

もちろん、店舗の混雑状況や店員の判断、フレームの状態によっては、ごく稀に微調整程度なら対応してくれるケースも耳にしますが、それはあくまで「例外中の例外」と考えたほうが良いでしょう。基本的には、Zoff以外のロゴが入ったフレームや、購入店が異なるメガネを持ち込んでも、断られる可能性が高いことを念頭に置いておく必要があります。

Zoff自社フレームの調整は永年無料

Zoffで購入したメガネであれば、全国どこのZoff店舗でもいつでも無料で調整を受けることができます。これはZoffが提供する充実したアフターサービスの一環です。メガネは日常的に使用する道具であるため、掛け外しや体温による素材の変化、ネジの緩みなどで、どうしても少しずつ形が歪んでしまいます。

Zoffの店舗に自社製品を持ち込めば、鼻パッドの高さ調整やテンプル(つる)の耳への掛かり具合、左右のバランスなどをプロのスタッフが丁寧に見直してくれます。購入から数年経っていても、保証書の有無にかかわらず対応してもらえることが多いのが、大手チェーン店であるZoffを利用する大きなメリットといえるでしょう。

また、調整だけでなく、ネジが外れてしまった際の付け直しや、超音波洗浄機によるクリーニングも無料で行ってくれます。メガネの掛け心地に少しでも違和感を覚えたら、近くの店舗へ気軽に立ち寄ってみるのがおすすめです。日頃からこまめにメンテナンスを受けることで、フレームの寿命を延ばすことにもつながります。

他店フレームの調整を断られる主な理由

なぜZoffでは他店のメガネ調整を行わないのでしょうか。その最大の理由は、「破損した際の責任が取れないから」という点にあります。メガネのフレームは、素材や構造がブランドごとに千差万別です。特に他店の製品は、その素材が熱に強いのか、どの程度の負荷に耐えられるのかといった詳細なデータがZoff側にはありません。

調整の過程では、フレームを専用のヒーターで温めたり、ペンチのような工具を使って曲げたりする作業が発生します。もし作業中にフレームが折れたり、塗装が剥げたりした場合、自社製品であればパーツ交換や同一商品への交換が可能ですが、他店製品では代わりのパーツを調達することができません。

また、安価なフレームや長年使用して劣化したフレームは、少し力を加えただけで破損するリスクが非常に高いです。お客様の大切なメガネを壊してしまうリスクを避け、トラブルを未然に防ぐために、多くの格安系眼鏡店では他店製品の受付を制限しているのが実情です。これは職人の技術不足ではなく、あくまでサービス運営上の安全策なのです。

レンズ交換を伴う場合のみ調整が可能なケースも

「他店で購入したフレームをどうしてもZoffで使いたい」という場合、例外的に調整が行われるケースがあります。それは、Zoffで「他店フレームのレンズ交換サービス」を利用する場合です。Zoffでは、フレームの持ち込みによるレンズ交換を有料(3,300円〜)で受け付けています。

新しいレンズをフレームに入れる作業工程において、レンズの光学中心(一番よく見えるポイント)と目の位置を合わせる必要があるため、必然的にフレームのフィッティング(調整)が行われます。この場合は、レンズ代金という対価を支払った上でのサービスに含まれるため、調整をしてもらえる可能性が高いでしょう。

ただし、この持ち込みレンズ交換サービスを利用する場合でも、フレームの素材や状態(壊れやすい素材、劣化が激しいものなど)によっては、加工そのものを断られることがあります。調整だけを目的にレンズ交換を依頼するのは現実的ではありませんが、もしレンズも新しくしたいと考えているのであれば、一つの選択肢になります。

持ち込む前に確認すべきポイント

それでも「ダメ元で一度聞いてみたい」という場合は、以下の点を確認してから店舗へ足を運ぶようにしましょう。何も確認せずに持ち込んで、門前払いをされてしまうと、移動の時間や手間が無駄になってしまいます。

1. そのメガネの購入店が近くにないか:最も確実なのは、やはり購入したお店へ行くことです。

2. フレームに目立つひび割れや劣化がないか:素材が白っぽくなっているものは、触れるだけで折れるリスクがあります。

3. どのような調整を希望しているのか:ネジを締めるだけなら対応してもらえる可能性がわずかに上がります。

4. Zoffの店舗が混雑していない時間帯か:繁忙期は自社顧客の対応で手一杯のため、断られる確率が高まります。

基本的に「お断り」というスタンスであることを理解した上で、謙虚に相談してみることが大切です。もし断られたとしても、それは店員さんが意地悪をしているのではなく、あなたのメガネを守るための判断であることを忘れないようにしてください。

Zoff以外の他店でメガネ調整をお願いする方法と相場

Zoffで他店フレームの調整が断られたとしても、諦める必要はありません。メガネの調整は、多くの眼鏡店で有料または無料のサービスとして提供されています。どこに行けば自分のメガネを快適な状態にしてもらえるのか、他店の対応状況や一般的な料金相場について詳しく見ていきましょう。

最近では「セカンドオピニオン」のように、他店購入品でも快く引き受けてくれる眼鏡店も増えています。ただし、無料で受け付けているお店であっても、基本的には「壊れた際の保証はできない」という同意書(誓約書)へのサインを求められることが一般的です。

大手眼鏡チェーン店の対応状況

Zoff以外の競合大手チェーン店でも、他店フレームへの対応は分かれています。例えば「眼鏡市場」や「愛眼(アイガン)」などは、他店購入のメガネであっても無料で調整を行ってくれるケースが多いことで知られています。これは「将来の顧客になってほしい」というプロモーションの一環でもあります。

一方で、Zoffと同じ価格帯の「JINS(ジンズ)」も、基本的には自社製品の調整をメインとしており、他店製品については慎重な姿勢をとっている店舗が多いです。ただし、一部の店舗では有料(数千円程度)で引き受けてくれる場合もあります。大手チェーン店であっても、方針は時期や店舗ごとに異なるため、事前に電話で確認するのが最も効率的です。

特に地域密着型の店舗展開をしている大手チェーンは、他店購入品に対しても親切に対応してくれる傾向があります。メガネがずり落ちて困っているという困りごとに対し、プロの視点からアドバイスをくれることもあるでしょう。もちろん、その際も「壊れるリスク」については自己責任となることを忘れてはいけません。

街の個人経営店や老舗眼鏡店への相談

調整の技術が非常に高いのが、昔からある街の個人経営の眼鏡店です。こうした店舗は、長年の経験から多種多様なフレームの扱いを熟知しており、格安店では断られるような難しい調整も引き受けてくれることがあります。こうしたお店では、調整料として500円〜2,000円程度の料金が設定されていることが多いです。

料金を支払うことで「仕事」として責任を持って丁寧に対応してもらえるため、無料でお願いするよりも安心感があるというメリットもあります。また、専用の工具が豊富に揃っているため、微妙な角度の調整や、特殊な素材のフレームにも柔軟に対応してくれる可能性が高いでしょう。

ただし、個人店であっても「あまりに安価なフレーム」や「ブランドコピー品」などは断られることがあります。お店の方との信頼関係を築くつもりで、まずは「他店で買ったものですが、有料で調整をお願いできますか?」と丁寧に尋ねてみることが、スムーズに受け入れてもらうコツです。

百貨店のメガネサロンでの対応

百貨店(デパート)の中に入っているメガネサロンも、他店フレームの調整を受け付けてくれる場所の一つです。百貨店のサービス水準は非常に高く、丁寧な接客と確かな技術が期待できます。料金は1,000円〜3,000円程度と少し高めに設定されていることもありますが、その分じっくりと時間をかけて合わせてくれます。

百貨店で取り扱っているようなハイブランドのフレームであれば、同様のブランドを扱っているサロンに持ち込むことで、適切なパーツや工具を使って調整してもらえる確率が高まります。ただし、あまりにカジュアルな格安フレームを持ち込むのは、お店の雰囲気や取り扱いカテゴリーからして場違いになる可能性があるため注意が必要です。

もし自分のメガネがそれなりの価格のブランド品であれば、こうした信頼できる技術者のいる場所で有料調整をしてもらうのが一番の安心材料になります。フィッティング一つでメガネの掛け心地は見違えるほど変わりますので、お金を払う価値は十分にあると言えるでしょう。

他店で調整を依頼する際のポイント

どのお店に行くにしても、必ず「購入店での調整が難しい理由(店が遠い、閉店したなど)」を伝えると、相手も快く引き受けやすくなります。また、メガネの他にも「メガネケース」を持参し、丁寧な扱いを心がけている姿勢を見せることも大切です。

メガネの調整が必要なサイン!放置するデメリット

「メガネが少しずれるけれど、まだ我慢できる」と思って、調整を後回しにしていませんか。実は、メガネの歪みを放置することは、単に掛け心地が悪いだけでなく、視力や健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、早急に調整が必要な代表的なサインと、そのまま使い続けることのリスクについて解説します。

メガネは顔の中心に位置するデリケートな道具です。1ミリのズレが、目から脳へと伝わる情報の精度を下げてしまいます。自分では気づかないうちにストレスを溜め込んでいるかもしれませんので、以下の症状に心当たりがないかチェックしてみてください。

鼻パッドの跡が強く残る・鼻が痛い

メガネを外したときに、鼻の付け根にクッキリと赤い跡が残っていたり、長時間かけていると鼻が痛くなったりする場合は、鼻パッド(ノーズパッド)の調整がずれている可能性が高いです。左右のパッドの角度が均等でなかったり、フレーム全体の重さが鼻だけに集中してしまっている状態です。

鼻パッドは、メガネの重量を分散させる重要な役割を担っています。ここが正しく接地していないと、皮膚に過度な負担がかかり、場合によっては色素沈着(シミのような跡)を起こしてしまうこともあります。特に金属のアームが付いているタイプ(クリングス)は、衝撃で簡単に曲がってしまうため、こまめな再調整が必要です。

痛みを我慢して使い続けると、メガネをかけること自体が苦痛になり、集中力の低下を招きます。また、適切な位置で支えられないことで、メガネが常に下がり気味になり、視界の鮮明さも失われてしまいます。鼻周りに違和感がある場合は、フィッティングの最優先事項と考えましょう。

耳の後ろが痛い・メガネがずり落ちる

耳の後ろや、耳の付け根が痛くなる原因の多くは、テンプル(つる)の曲げ具合が頭の形に合っていないことです。テンプルの先端部分(先セル)が耳に強く食い込んでいたり、逆に掛かりが浅すぎてメガネがすぐに前にずり落ちてきたりするのは、フィッティングが甘い証拠です。

人間は顔を動かしたり、下を向いたりする機会が多いため、適度なホールド感が必要です。しかし、締め付けが強すぎると側頭部の血流を圧迫し、慢性的な頭痛や肩こりの原因にもなります。逆に緩すぎると、常に指でメガネを押し上げる動作が必要になり、これが無意識のストレスとして蓄積されます。

また、メガネがずり落ちることで、目とレンズの距離(頂間距離)が変化してしまいます。レンズは適切な距離で見るように設計されているため、ずれた状態で物を見ていると、度が合っていないメガネをかけているのと同じ状態になり、眼精疲労を悪化させてしまうのです。

左右の高さが違う・斜めに傾いている

鏡を正面から見たときに、メガネが左右どちらかに傾いていたり、片方の目だけレンズに近い位置にあったりしませんか。これはフレーム全体の歪みが原因です。メガネをテーブルなどの平らな場所に置いたとき、左右のテンプルが均等に接地せず、カタカタと浮いてしまう場合は歪みが進行しています。

左右のバランスが崩れると、視線の中心がレンズの光学中心から外れてしまいます。これにより、プリズム作用という現象が起き、物が二重に見えたり、距離感が掴みにくくなったりすることがあります。特に乱視が強い方や遠近両用レンズを使用している方は、わずかな傾きが致命的な見え方の悪化を招きます。

斜めに傾いたメガネをかけ続けていると、脳がその歪みを補正しようとして、無意識に首を傾ける癖がつくこともあります。これは骨格の歪みや身体のバランス崩壊につながるため、単なる見た目の問題として片付けるわけにはいきません。左右差を感じたら、すぐにプロの手に委ねるべきです。

視界がボヤける・疲れ目がひどい

「度は合っているはずなのに、なぜか目が疲れる」「夕方になると視界がかすむ」といった症状も、実はフレームの調整不足が原因であることが少なくありません。レンズの角度(前傾角)や、顔に沿うようなカーブ(そり角)が適切でないと、レンズ本来の性能を発揮できなくなるからです。

特に最近の高性能なレンズは、特定の角度で見ることを前提に設計されています。フィッティングが崩れることで、周辺部に歪みが生じたり、コントラストが低下したりします。このような状態での読書やデスクワークは、目に多大な負担をかけ、視力の低下を早める原因にもなりかねません。

「目が疲れるのは仕事のせいだ」と思い込まず、まずはメガネのコンディションを疑ってみましょう。正しく調整されたメガネは、かけていることを忘れるほど自然になじむものです。もし強い疲れ目を感じているなら、レンズを買い換える前に、まずはフレームの歪みを直すだけで解決するかもしれません。

メガネが歪む主な原因は「片手での掛け外し」です。片方のテンプルにだけ負荷がかかるため、毎日繰り返すことで少しずつ左右のバランスが崩れていきます。調整後は、必ず両手で優しく扱う習慣をつけましょう。

他店のメガネでも自分で調整できる?セルフ調整のリスク

お店に行くのが面倒だったり、他店だからと断られるのが怖かったりして、「自分で曲げて直してしまおう」と考える方もいるでしょう。しかし、専門知識や工具がない状態でのセルフ調整は非常に危険です。最悪の場合、メガネが二度と使えなくなるリスクがあることを十分に理解しておく必要があります。

市販の精密ドライバーでネジを締める程度であれば問題ありませんが、フレームの形状そのものを変えようとする行為は、プロでも細心の注意を払う作業です。ここでは、なぜ自分での調整をおすすめしないのか、その具体的なリスクについて深掘りしていきます。

フレームが折れる・破断する危険性

メガネのフレーム素材には、プラスチック(アセテートやTR-90)、メタル(チタンやニッケル合金)など様々な種類があります。これらの素材を曲げるには、適切な温度管理が必要です。例えばプラスチックフレームは、専用のヒーターで内部までしっかり温めないと、「バキッ」と一瞬で折れてしまいます。

特に長年愛用しているフレームは、素材に含まれる可塑剤(柔軟性を出す成分)が抜けて乾燥しており、非常に脆くなっています。見た目には丈夫そうに見えても、手で少し力を入れただけで再起不能なダメージを負うことが珍しくありません。また、金属フレームでも、ロー付け(溶接)されている箇所に負荷がかかると、根元からポロリと取れてしまうことがあります。

一度折れてしまったフレームを完全に元通りにするのは至難の業です。接着剤で修理しようとしても、顔にかける際のテンションに耐えられず、すぐにまた壊れてしまいます。数千円の調整料を惜しんだ結果、数万円のメガネを買い換える羽目になるのは、非常にもったいない話です。

レンズに傷が入る・コーティングが剥げる

自分での調整は、フレームだけでなくレンズにも悪影響を与えます。フレームを曲げようとして力を入れた際、指や工具がレンズに接触して表面に傷をつけてしまうトラブルが多発しています。最近のプラスチックレンズは傷に強いコーティングが施されていますが、強い摩擦や衝撃には耐えられません。

また、熱を加えて調整しようとして、ドライヤーやお湯を使うのも厳禁です。レンズは熱に非常に弱く、60度以上の熱が加わると「クラック」と呼ばれるひび割れ状のコーティング剥がれが発生します。一度クラックが入ると視界が白っぽく濁ってしまい、レンズを交換するしか修復方法がありません。

さらに、フレームを無理に歪ませることで、レンズにかかる圧力が変化し、レンズ自体が歪んでしまうこともあります(歪偏)。これにより、見え方が不自然になったり、頭痛を誘発したりするため、レンズ保護の観点からも素人の調整は避けるべきだといえます。

適切なフィッティング位置が分からない

メガネの調整は、単に「痛くないようにする」だけではありません。光学的に正しい位置(アイポイント)に瞳がくるように調整しなければなりません。鏡を見ながら自分で調整しても、客観的に見て正しい角度になっているか、耳の高さが左右で違わないかなどを完璧に把握するのは困難です。

プロのフィッティングでは、正面だけでなく真上や真横、斜め後ろからのバランスを確認し、ミリ単位で調整を行います。自分で行うと、一箇所を直したつもりが別の場所に歪みが波及してしまい、いつまで経っても「しっくりこない」状態に陥ることが多いです。結局、何度もいじくり回しているうちに、フレームを弱らせてしまうことになります。

眼鏡店には、顔の形状を測定するノギスや、テンプルを曲げるための様々な形状のヤットコ(専用ペンチ)が備わっています。これらを使わずに手の力だけで行う調整には限界があります。自分で行うのは、あくまで「ネジの緩みをチェックする」程度に留めておきましょう。

項目 セルフ調整 プロの調整(眼鏡店)
リスク 破損・レンズ傷・熱ダメージ 極めて低い(万が一の際も説明あり)
精度 感覚頼みで不正確 光学的なポイントを合わせた精密調整
工具 なし(または家庭用工具) 専用ヒーター・ヤットコ・測定器
費用 0円(ただし失敗時の損害大) 無料〜3,000円程度

どうしても自分でやりたい場合の限界点

もし、どうしても急ぎで、自己責任の上で少しだけ直したいというのであれば、「先セル(耳にかけるプラスチック部分)をほんの少し内側に入れる」程度にしておきましょう。ここも熱を加えないと危険ですが、体温で少しずつ温めながら、じわじわと指の腹で力を加えることで、わずかにホールド感を強めることができる場合があります。

しかし、鼻パッドのアームや、フレームのフロント(前枠)部分には絶対に手を触れないでください。これらは最も折れやすく、かつ修理が困難なパーツだからです。また、ネジを締める際も、力を入れすぎてネジ山を潰してしまわないよう注意が必要です。

結論として、自分でできる唯一の正しいメンテナンスは「ネジを専用ドライバーで軽く締めること」と「優しくクリーニングすること」だけです。それ以外の形を変える作業については、おとなしくプロに任せるのが、結果として最も安上がりで安全な方法になります。

Zoffで購入したメガネを長く愛用するためのメンテナンス術

もしお手持ちのメガネがZoffで購入したものであれば、せっかくの無料調整サービスを最大限に活用しましょう。また、お店に行く頻度を減らしつつ、メガネを良い状態に保つためには、日頃のちょっとしたお手入れが重要になります。ここでは、Zoffユーザーが知っておきたいメンテナンスのコツを紹介します。

Zoffのフレームはリーズナブルながらも、適切なケアを行えば何年も快適に使い続けることができます。メンテナンスを習慣化することで、突然の破損を防ぎ、いつでもクリアな視界を維持できるようになります。

3ヶ月に一度の定期検診をルーティンに

特に不具合を感じていなくても、3ヶ月から半年に一度はZoffの店舗で定期点検を受けることをおすすめします。メガネは毎日使っていると、少しずつ歪んでいくものですが、その変化は緩やかであるため自分では気づきにくいからです。プロの目でチェックしてもらうと、「こんなに歪んでいたのか」と驚くことも少なくありません。

点検では、ネジの緩みチェック、フレームの左右バランス確認、鼻パッドの消耗具合の確認、そして超音波洗浄による徹底的なクリーニングが行われます。これらはすべて無料です。お買い物のついでに5分ほど立ち寄るだけで、掛け心地が劇的にリフレッシュされ、フレームの金属パーツのサビ予防にもなります。

また、定期的に通うことで、スタッフの方とも顔馴染みになり、ちょっとした違和感も相談しやすくなります。メガネの健康診断を受ける感覚で、定期的な通店をスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。

鼻パッド(ノーズパッド)の交換を活用する

メガネのパーツの中で、最も汚れやすく劣化が早いのが鼻パッドです。皮脂や化粧品が直接触れるため、時間が経つと黄色く変色したり、表面が硬くなったりしてしまいます。Zoffでは、自社フレームであれば鼻パッドの交換も無料(または安価なパーツ代のみ)で行ってくれることが多いです。

変色した鼻パッドを使い続けるのは、衛生的にも見た目にも良くありません。また、硬くなったパッドは鼻への当たりが強くなり、痛みの原因になります。新しいパッドに交換するだけで、肌へのフィット感が向上し、メガネが滑りにくくなるという効果もあります。

Zoffには標準的なパッドのほか、シリコン製などの柔らかい素材のパッドが用意されている場合もあります。自分の肌質や好みに合わせて相談してみるのも良いでしょう。鼻パッドを清潔に保つことは、メガネ全体の清潔感を保つための最も簡単なポイントです。

正しいクリーニング方法をマスターする

レンズの汚れを拭き取る際、服の裾やハンカチを使っていませんか。これはレンズに細かな傷をつける最大の原因です。正しい手順を覚えるだけで、レンズの寿命は飛躍的に伸びます。まず、砂埃などを水で洗い流し、水分をティッシュで優しく吸い取った後、専用のメガネ拭き(マイクロファイバー)で仕上げるのが基本です。

もし油汚れがひどい場合は、中性洗剤(食器用洗剤)を薄めた水で洗うのが効果的です。このとき、お湯はコーティングを痛めるので絶対に使わず、必ず水を使用してください。石鹸やハンドソープも、アルカリ性成分が含まれている場合があり、レンズのコーティングを剥がす恐れがあるため避けるのが賢明です。

また、Zoffで販売されているレンズクリーナーを併用すると、汚れが落ちやすくなるだけでなく、静電気を防いで埃を寄せ付けにくくしてくれます。毎日の小さなケアが、数年後のメガネの状態に大きな差をつけます。

夜寝る前の保管場所にも気を配る

メガネの寿命を縮める意外な要因が、保管環境です。枕元にそのまま置いて寝てしまい、寝返りを打った際に下敷きにして壊してしまうというケースは非常に多いです。寝る前は必ずハードケースに入れるか、安全な平らな場所に置くことを徹底しましょう。

また、バスルームや脱衣所、車の中など、高温多湿になる場所に放置するのもNGです。先述の通り、熱はレンズにもフレームにも大きなダメージを与えます。特に夏の車内は数分で60度を超え、一発でメガネがダメになってしまうこともあります。メガネは「熱と衝撃に弱い精密機器」であるという意識を持つことが、長持ちさせる秘訣です。

メンテナンスのまとめ

・Zoffの無料定期点検(3ヶ月に一度)を利用する

・汚れた鼻パッドは早めに交換してもらう

・洗う時は「水」と「中性洗剤」を徹底する

・使わない時は必ずケースに入れて保護する

Zoffでの他店メガネ調整に関するまとめ

まとめ
まとめ

今回の記事では、「メガネ 調整 他店 zoff」というキーワードを軸に、他店で購入したメガネをZoffで調整してもらえるのか、その実態と周辺情報について詳しく解説してきました。

お伝えしてきた通り、Zoffでは他店フレームの調整は原則として行っていません。これは、お客様の大切なメガネを破損させてしまうリスクを回避するための安全な運用ルールです。調整を希望する場合は、やはり「購入したお店」に行くのが最も確実であり、無料での対応も期待できます。

もし購入店が遠くて行けない場合は、以下の選択肢を検討してみてください。

・有料(500円〜2,000円程度)で引き受けてくれる街の個人経営の眼鏡店を探す

・他店品でも対応してくれる大手チェーン店(眼鏡市場や愛眼など)へ相談する

・Zoffでレンズ交換サービス(有料)を利用するついでに調整してもらう

また、メガネの歪みを放置することは、鼻の痛みや頭痛、視力低下などの健康被害を招く恐れがあります。自分で無理に曲げようとせず、必ずプロの手に委ねることが大切です。Zoff製品をお使いの方は、永年無料のサービスを賢く利用して、定期的なメンテナンスを心がけましょう。正しい知識を持って、あなたのメガネを末永く大切に使ってください。

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