メガネを選ぼうとした際、定番の「オーバルメガネ」を候補に入れると、ふと「オーバルメガネって、なんだかダサいと思われないかな?」と不安になることはありませんか。卵型で優しい印象のオーバルは、一時期の流行から少し時間が経っていることもあり、古臭いイメージを持たれることが稀にあります。
しかし、実は今、オーバルメガネは感度の高いおしゃれさんの間で再注目されているアイテムです。2025年のトレンドキーワードである「ギークシック」や「オフィスサイレン」といったスタイルにおいて、オーバルフレームは欠かせない存在となっています。
この記事では、オーバルメガネがなぜダサいと言われることがあるのか、その真相を探りつつ、現代風に垢抜けて見せるための選び方やコーディネートのコツを詳しくご紹介します。これを読めば、自信を持って自分にぴったりのオーバルメガネを楽しめるようになるはずです。
オーバルメガネがダサいと思われる理由と現代の評価

まずは、なぜオーバルメガネに対して「ダサい」というネガティブなイメージがついてしまったのか、その背景を整理していきましょう。かつての流行の残像や、選び方の間違いが主な原因であることがわかります。
90年代から2000年代の「古臭い」イメージの残像
オーバルメガネがダサいと言われがちな最大の理由は、1990年代から2000年代初頭にかけて爆発的に流行した際、誰もが同じようなデザインを掛けていた時期があったからです。当時のイメージが強く残っている世代にとっては、オーバル=一昔前の定番という印象になりやすいのです。
特に、レンズの縦幅が極端に狭く、装飾の少ないシンプルなメタルフレームのオーバルは、当時の「真面目すぎる学生」や「事務的な印象」を強く連想させます。この「無難すぎる」というイメージが、現代の個性的なアイウェアトレンドと比較した際に、地味で垢抜けないと感じさせてしまう一因となっています。
しかし、現代のオーバルはデザインの幅が大きく進化しています。当時のものとは素材感やシルエットの微調整が加えられており、あえてこの「レトロ感」を逆手に取ったファッションが、今まさに最先端のトレンドとして返り咲いているのです。
顔の形やサイズ感とのミスマッチが引き起こす違和感
どんなに素敵なメガネでも、自分の顔のサイズやパーツの配置に合っていなければ、アンバランスでダサく見えてしまいます。オーバルメガネは横に長い楕円形をしているため、顔の幅に対してメガネの横幅が広すぎたり、逆に狭すぎたりすると、顔の余白が強調されてしまいます。
また、オーバルは曲線を多用した形であるため、もともと丸顔の方が掛けると、顔の丸みをさらに強調してしまい「締まりのない印象」を与えることがあります。こうした顔型との相性を考えずに選んでしまうと、「似合っていない=ダサい」という評価に繋がりやすくなるのです。
逆に、しっかりとしたフィッティングを行い、瞳の位置がレンズの中央付近に来るような適切なサイズを選べば、オーバル特有の柔和な魅力が最大限に引き出されます。自分の顔立ちを客観的に把握し、ミリ単位の差にこだわることで、違和感は払拭できるはずです。
ファッションとのテイストのズレによる孤立感
オーバルメガネは本来、知的で落ち着いた、どこかコンサバティブな印象を与えるフレームです。そのため、ストリート系やパンクファッションなど、非常にエッジの効いた現代的なスタイルにそのまま合わせると、メガネだけが浮いてしまい、ちぐはぐな印象を与えることがあります。
例えば、オーバーサイズのパーカーにスポーティーなスニーカーという服装に、細身の真面目なオーバルメガネを合わせると、単に「おしゃれに無頓着な人」に見えてしまう危険性があります。このように、全体のコーディネートとメガネが持つ「物語」が一致していないことが、ダサいと感じさせる原因となります。
現代においてオーバルを掛けこなすなら、あえてクラシックなシャツスタイルに合わせるか、あるいはトレンドの「ギーク感」を意識して、メガネを主役にしたスタイリングを組むのが正解です。アイテム単体ではなく、全体像としての調和を意識することが大切です。
2025年、再び注目を集める「ギークシック」とリバイバル
2025年のファッションシーンでは、あえて「ダサ可愛い」や「オタクっぽさ」を取り入れる「ギークシック(Geek Chic)」というスタイルが大きなトレンドとなっています。この流れの中で、かつてダサいと言われたオーバルメガネが、最も旬なアイテムとしてリバイバルしています。
海外のハイブランドや韓国のアイウェアブランドがこぞってオーバルシェイプの新作を発表しており、その多くは90年代の空気感を現代の技術でアップデートしたものです。あえて少しナード(内向的)な雰囲気を出すために、横長のオーバルをさらりと掛けるのが、今の時代における「究極の垢抜け」とされています。
かつての「無難なオーバル」ではなく、クリア素材やマットなチタン素材、エッジの効いたブリッジデザインなど、細部にまでこだわった新作が続々と登場しています。今オーバルを選ぶことは、決して時代遅れではなく、むしろトレンドの最先端を走る選択だと言えるでしょう。
【豆知識:ギークシックとは?】
「ギーク(オタク)」と「シック(上品・洗練された)」を掛け合わせた造語です。あえて少し真面目すぎる、あるいは古臭い印象のアイテムを、計算されたコーディネートで現代的に着こなすスタイルのことを指します。
オーバルメガネが似合う人の特徴と顔立ちのバランス

オーバルメガネは、実は非常に万能な形であり、ポイントさえ押さえれば幅広い方に似合うフレームです。特に相性が良いとされる顔立ちや、視覚的なメリットについて深掘りしていきましょう。
直線的なラインを和らげる「四角顔・ベース顔」
エラが張っている四角顔さんや、フェイスラインが直線的なベース顔の方にとって、オーバルメガネは顔立ちを優しく見せてくれる強力な味方となります。顔の中に直線的な要素が多い場合、さらに角張ったスクエアフレームを合わせると、少し近寄りがたい、きつい印象を与えてしまうことがあります。
そこで、卵型の柔らかな曲線を持つオーバルを投入することで、角の取れた印象をプラスできます。オーバルの曲線が顔の直線を程よく中和し、視線を輪郭から目元へとそらす効果も期待できます。これにより、顔全体のバランスが整い、穏やかで親しみやすい雰囲気を演出することができるのです。
選ぶ際は、少しフレームが太めのものや、サイドにポイントがあるデザインを選ぶと、さらにエラの印象をカバーしやすくなります。自分のコンプレックスを魅力に変えてくれる、魔法のようなフレームだと言えるでしょう。
シャープさを優しく見せる「逆三角形顔」
アゴのラインがすっきりとしていて、少しクールな印象を与えやすい逆三角形顔の方にも、オーバルメガネは非常によく似合います。シャープな輪郭に対して、丸みを帯びたオーバルは自然なコントラストを生み出し、顔の印象をぐっとマイルドにしてくれます。
逆三角形の方は顔の上半分にボリュームが出やすいため、あまりにも大きなフレームを選ぶとメガネが主張しすぎてしまいます。その点、オーバルは一般的に小ぶりなデザインが多いため、顔のサイズ感にフィットしやすく、知的な魅力を引き立ててくれます。
特におすすめなのは、フレームの主張が強すぎない細身のメタルタイプです。アゴのシャープさとメガネの曲線美が絶妙に融合し、洗練された大人の余裕を感じさせる横顔を作り出すことができます。華奢なフレームを選ぶことで、小顔効果もさらに高まります。
目が小さい・一重の人に最適な理由
「目が小さく見えるのが悩み」「一重まぶたですっきり見せたい」という方にとって、オーバルメガネは救世主とも呼べる存在です。オーバルは上下の幅が控えめなデザインが多いため、フレームが目元を適度に縁取り、瞳の印象をはっきりとさせる効果があります。
例えば、縦幅が非常に広いボストン型やウェリントン型は、広いレンズ面に対して目が小さく見えてしまう「余白の罠」に陥りやすい傾向があります。しかし、オーバルであればレンズの面積がコンパクトに収まるため、目とメガネのバランスが取りやすく、瞳をより力強く見せてくれるのです。
また、一重の方や奥二重の方のすっきりした目元には、オーバルの曲線的なラインが柔らかさを添えてくれます。キリッとした眼差しの中に、オーバル特有の穏やかさが加わることで、親しみやすさと知性を兼ね備えた「垢抜け顔」が完成します。
瞳の位置(PD)とフレームサイズの重要性
どんなに顔型に合ったオーバルを選んでも、瞳の位置がずれていると「おじさん・おばさん」っぽい、野暮ったい印象になってしまいます。ここで重要になるのが「PD(瞳孔間距離)」と呼ばれる、右の瞳と左の瞳の距離です。メガネ選びの基本ですが、オーバルでは特にこのバランスが仕上がりを左右します。
理想的なのは、レンズの横方向のちょうど中心から、やや内側(鼻寄り)の位置に瞳が来ることです。オーバルは横に長い形状のため、瞳がレンズの端に寄りすぎると、目が離れて見えたり、逆に寄りすぎて見えたりしてしまいます。これが違和感の正体であり、ダサいと言われる大きな原因の一つです。
店頭で試着する際は、鏡を見て「瞳がレンズの真ん中にいるか」を必ずチェックしてください。サイズ展開が豊富な今のメガネ店なら、あなたの瞳の位置にぴったり合う、オーダーメイドのようなフィット感のオーバルが必ず見つかるはずです。
ダサいと言わせない!今風のオーバルメガネを選ぶ4つのポイント

古臭いイメージを完全に払拭し、今どきのオシャレなアイウェアとしてオーバルを使いこなすためには、選び方にコツがあります。現代のトレンドを反映した4つのチェックポイントを見ていきましょう。
フレームの素材感(細身のメタルやマットな質感)
かつてのオーバルと決定的に違うのは、素材の進化と加工技術です。現代風に垢抜けて見せるなら、極細のメタルフレーム(特にチタン製)や、光沢を抑えたマットな質感のものを選ぶのがおすすめです。細身のフレームは顔の印象を邪魔せず、アクセサリー感覚で上品に掛けることができます。
また、プラスチック素材(アセテート)を選ぶ場合も、厚みのあるボッテリとしたものではなく、エッジを薄く削り出したライトなデザインを選ぶと、今の空気感にマッチします。質感にこだわることで、単なる「実用品」としてのメガネから、洗練された「ファッションアイテム」へと格上げされます。
アンティークゴールドやピンクゴールドなどの肌馴染みの良いメタルカラーは、顔色を明るく見せてくれる効果もあります。高級感のある素材を選ぶことで、大人の余裕を感じさせるオーバルスタイルが完成します。
トレンドを意識した「ニュアンスカラー」の選択
色選びも非常に重要です。昔ながらの真っ赤なプラスチックフレームや、強すぎるシルバーなどは、どうしても古さを感じさせてしまいます。今選ぶべきは、絶妙な「ニュアンスカラー」です。ベージュ、カーキ、クリアグレー、あるいはスモーキーなピンクなど、少しグレーがかった中間色を狙いましょう。
ニュアンスカラーのオーバルは、肌に自然に溶け込むため、メガネだけが顔の中で浮いてしまうのを防いでくれます。特にクリア素材(透明感のあるフレーム)のオーバルは、2025年も引き続き人気が高く、軽やかで涼しげな、清潔感あふれる印象を与えてくれます。
肌のパーソナルカラーに合わせて選ぶのも良い方法です。イエベさんなら暖かみのあるブラウンやゴールド、ブルベさんなら冷たさを感じるシルバーやグレーを選ぶと、顔立ち全体がぱっと華やかに見え、ダサさとは無縁の仕上がりになります。
縦幅を抑えた「ナローシェイプ」が今どき
現在、メガネのトレンドは「ナロー(細長い)」な形状へとシフトしています。オーバルメガネも例外ではなく、従来の卵型よりもさらに上下の幅を絞った、横に細長いシルエットが非常に注目されています。この「ナローオーバル」こそが、今もっともオシャレに見える形です。
縦幅が狭いことで、目元の表情がより際立ち、顔の縦ラインが強調されるため、小顔効果も期待できます。また、この形状は前述した「オフィスサイレン」という、知的で自立した女性のスタイルを象徴するアイテムとしても愛されています。
従来の「丸っこい、優しいだけのオーバル」から脱却し、少しシャープで都会的なナローシェイプを選ぶ。このわずかなシルエットの変化が、時代遅れに見せないための最大のポイントと言えるでしょう。
ブリッジやテンプルの装飾・デザイン性
メガネの「顔」となるレンズ以外のパーツ、つまり左右のレンズを繋ぐ「ブリッジ」や、耳に掛ける「テンプル」のデザインにも注目してください。ここが単調だと地味に見えがちですが、例えばブリッジが2本ある「ツーブリッジ」風のデザインや、細かな彫金が施されたアンティーク風のパーツを選ぶと、一気にこだわりが感じられます。
最近では、テンプル部分にブランドロゴや繊細なモチーフをあしらったもの、あるいはバイカラー(2色使い)のデザインも増えています。こうした細部のこだわりは、横顔を見たときの印象を大きく左右し、メガネ上級者の雰囲気を醸し出してくれます。
シンプルなオーバルだからこそ、こうした細かな意匠が光ります。手に取った瞬間に「作り手のこだわり」が感じられるような一本を選ぶことが、オーバルをダサいと言わせないための確実なステップです。
迷ったら「細メタル×ニュアンスカラー」の組み合わせを試してみてください。どんな服にも合わせやすく、かつ今っぽさをしっかり演出できる鉄板の選択肢です。
強度近視の方こそオーバルメガネがおすすめな3つの理由

実用面においても、オーバルメガネは非常に優れた形状をしています。特に、度数が強くレンズの厚みが気になりやすい「強度近視」の方にとって、オーバルは最も機能的な選択肢の一つなのです。
レンズの厚みが目立ちにくい形状の特性
近視用のレンズには「中心が薄く、外側に行くほど厚くなる」という性質があります。そのため、レンズのサイズが大きければ大きいほど、フレームの端から飛び出す厚みは増してしまいます。しかし、オーバルメガネは一般的にレンズの縦幅が短く、全体の面積もコンパクトに設計されています。
このコンパクトさが、強度近視特有のレンズの厚みを最小限に抑える大きな役割を果たします。同じ度数のレンズをウェリントン型に入れた場合とオーバル型に入れた場合を比較すると、オーバルの方が格段に薄く、軽く仕上げることが可能です。
レンズが薄くなれば、フレームの横から見た時のグルグルとした渦(ウズ)も目立ちにくくなります。見た目のコンプレックスを解消しつつ、おしゃれを楽しめるのは、オーバル形状ならではの大きなメリットです。
「目が小さく見える」現象を抑える視覚効果
近視の強いメガネを掛けると、レンズの屈折によって実際の目よりもかなり小さく見えてしまうことがあります。これも強度近視の方にとって大きな悩みですが、オーバルメガネはこの「目が小さく見える」現象を和らげる効果があります。
これには「エビングハウス錯視」という視覚的な原理が関係しています。大きなフレームの中に小さな瞳があるよりも、小さめのフレームに適度な大きさで瞳が収まっている方が、周囲との対比で目が大きく、はっきりと見えるのです。オーバルの適度なサイズ感は、この錯視をうまく利用できます。
さらに、レンズと目の距離を適切に調整できる鼻パッド付きのオーバルを選べば、度数による縮小効果をさらに緩和できます。機能性と見た目の可愛さを両立させたいのであれば、オーバルは非常に合理的な形と言えます。
フレームの軽量化と疲れにくさの両立
強度近視のレンズは、どんなに圧縮してもある程度の重さが残ります。大きなメガネを選んでしまうと、レンズの重みでメガネがずり落ちたり、鼻に跡がついたり、ひどい時には頭痛や肩こりの原因になったりすることもあります。
その点、面積が最小限で済むオーバル型は、レンズ自体の重量を物理的に減らすことができます。さらに、フレーム自体も細身で軽量なものが多いため、顔への負担が大幅に軽減されます。一日中メガネを掛けて生活する人にとって、この「疲れにくさ」は何物にも代えがたい価値となります。
最近では、超軽量なベータチタンなどの素材を使ったオーバルフレームも増えており、掛けていることを忘れるほどの快適さを提供してくれます。機能性を追求した結果、選ばれるのがオーバル。それは、大人の賢い選択とも言えるでしょう。
| 項目 | 大きめフレーム(ウェリントン等) | オーバルフレーム |
|---|---|---|
| レンズの厚み | 外側が非常に厚くなりやすい | 厚みが最小限に抑えられる |
| 目の見え方 | 小さく見える現象が強い | 対比効果で目がはっきり見えやすい |
| 重量感 | 重くなりやすく、ずれやすい | 軽量で安定した掛け心地 |
| ファッション性 | カジュアル、トレンド重視 | 知的、クラシック、上品 |
オーバルメガネをオシャレに掛けこなすコーディネートとメイク術

自分に似合うオーバルメガネを手に入れたら、次はそれをどう着こなすかが鍵となります。メガネを「添え物」にするのではなく、ファッションの一部として昇華させるためのテクニックをご紹介します。
「オフィスサイレン」スタイルで知的に見せる
いまSNSを中心に爆発的な人気を博している「オフィスサイレン(Office Siren)」というスタイルをご存知でしょうか。これは、90年代のハイファッションをルーツにした、知的で少しミステリアスな、仕事のできる女性をイメージしたファッションです。
このスタイルの中心アイテムこそが、ナロー(横長)なオーバルメガネです。タイトなシャツ、膝丈のタイトスカート、ポインテッドトゥのヒールといった少しコンサバティブな服装に、あえて理知的なオーバルを合わせることで、洗練された「強い女性」のイメージを構築できます。
髪型はぴっちりとタイトにまとめたシニヨンや、センター分けのストレートヘアがよく合います。メガネが持つ「真面目さ」を逆手に取り、ファッションとして全力で楽しむこのスタイルは、現代におけるオーバルの正解の一つです。
カジュアルな「ギーク風」スタイルへの落とし込み
もう少しリラックスした日常着にオーバルを合わせるなら、「ギーク(オタクっぽさ)」をエッセンスとして取り入れるのがおしゃれです。例えば、ロゴスウェットやチェックのネルシャツといった少し野暮ったいアイテムに、あえて真面目なオーバルメガネを合わせます。
このとき重要なのは、全身を完璧に整えるのではなく、どこか「抜け感」を作ることです。ゆるいデニムを履いたり、髪を無造作に結んだりすることで、オーバルの真面目さが「あえてのハズし」として機能します。単に古臭い格好をするのではなく、あえて古さを選んでいるという演出が、オシャレ度を底上げします。
太めのセルフレームのオーバルなら、よりレトロな雰囲気が増し、古着ミックスのような個性的なスタイルにも馴染みやすくなります。自分なりの「ギーク」を定義して、遊び心を持って掛けてみましょう。
メガネの存在感に合わせた「引き算メイク」のコツ
オーバルメガネを掛ける際のメイクは、「引き算」を意識することが垢抜けの最大の近道です。特にオーバルは目元を縁取る力が強いため、アイメイクを盛りすぎてしまうと、メガネとメイクが喧嘩して顔全体がうるさく見えてしまいます。
アイシャドウは、肌馴染みの良いベージュやブラウン系で陰影を作る程度に留めましょう。その代わり、アイラインやマスカラでまつ毛の付け根を丁寧に整えることで、メガネ越しでも瞳の輪郭をはっきりと見せることができます。眉毛はフレームの上ラインに干渉しすぎないよう、いつもより少し明るめの色でふんわり仕上げるのがコツです。
リップは、フレームの色とトーンを合わせると統一感が出ます。メタルフレームなら少しツヤのある上品な色を、セルフレームなら少し主張のあるマットな色を選ぶなど、メガネとのバランスを楽しんでください。メガネ自体がアクセントになるので、メイクはナチュラルに仕上げるのが最も洗練されて見えます。
髪型とのバランス(前髪の有無や顔周りのレイヤー)
オーバルメガネの「優しい、落ち着いた」という印象をコントロールするのは、顔周りの髪型です。前髪をパツッと切り揃えたフルバング(重めの前髪)にオーバルを合わせると、非常に個性的でモードな、あるいは可愛らしい印象になります。
逆に、大人っぽく洗練された印象にしたいなら、前髪を流したり、センターパートにしておでこを出したりするのが効果的です。顔に余白ができることで、オーバルメガネの繊細なラインが引き立ち、表情を明るく見せてくれます。顔周りに少しレイヤーを入れた動きのあるスタイルも、オーバルの曲線とリンクして非常におしゃれです。
また、耳に髪を掛けてメガネのサイド(テンプル)を見せることで、横顔に知的なアクセントを加えることができます。髪型とメガネ、どちらか一方だけでなく、両者が重なり合うことで生まれるバランスを、鏡の前で色々と研究してみてください。
まとめ:オーバルメガネはダサくない!自分にぴったりの一本で垢抜け顔へ
「オーバルメガネはダサい」という声は、かつての流行のイメージや、顔型・サイズ選びの不一致から生まれた一時的なものに過ぎません。現代のオーバルメガネは、むしろトレンドの最前線を走るスタイリッシュなアイテムとして、多くのファッションアイコンに愛されています。
オーバルが持つ「優しさ」「知的さ」「落ち着き」といった魅力は、他のフレームにはない唯一無二のものです。直線的な顔立ちを和らげ、瞳を強調し、さらに強度近視の悩みを解消してくれる機能性まで兼ね備えた、まさに「万能のフレーム」と言えるでしょう。
【本記事の要点まとめ】
・オーバルメガネがダサいと言われるのは、過去の流行イメージやサイズミスが主な原因。
・2025年は「ギークシック」や「ナローシェイプ」のオーバルがトレンドの最先端。
・四角顔や逆三角形顔、目が小さい人に特によく似合うフレームである。
・今選ぶなら「細メタル」「ニュアンスカラー」「ナローシェイプ」が垢抜けの鍵。
・強度近視の人にとっては、レンズを薄く軽く仕上げられる実用面でのメリットが非常に大きい。
自分に似合うサイズ感と、現代的なデザイン、そして今の気分を反映したコーディネートを組み合わせれば、オーバルメガネはあなたの魅力を最大限に引き出す最強のツールとなります。ぜひ、お店で様々なオーバルを試着して、鏡の中にいる「新しい自分」に出会ってみてください。




